表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
1209/1310

あまいゆうわく

「え…あっ‼菜々さん!!」


むつとこさめの声に、祐斗は驚いた。だが、それよりも目の前に菜々が居た事にはもっと驚いた。


「祐斗君…」


下着姿の菜々を見て、祐斗は顔をすぐに背けた。だが、菜々に近付くと持っていた上着を肩にかけた。上着の上から、菜々の肩に手を置いている祐斗は、顔を真っ赤にしている。


「あの…怪我とかありませんか?」


「うん…大丈夫」


「良かった…」


顔は真っ赤にしているが、祐斗は安心したような様子を見せている。祐斗は少し視線をさ迷わせていたが、やがて菜々を見た。


「本当に良かった…菜々さんが無事で本当に…」


祐斗は恥ずかしそうにそう言っただけで、後は黙ってしまった。菜々も何と言ったらいいのか分からず、きょろきょろと視線をさ迷わせていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ