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よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
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あまいゆうわく

「…こんな時に聞くのも何だけど…あんたお見合いしたのよね?どうなったの?」


「…何で知ってんのよ?」


「お母さんに聞いた。おば様が、うちのお母さんに話したんだって…あたしむつからは何も聞いてないなー」


「ごめんって…色々あってさ。やっと落ち着いたんだもん…今度、改めてゆっくり話したいな。玉奥の家の事もあるから…」


色々あって、というのは本当に色々あったのだと薄々知っている菜々は、ちらっとむつを見た。首回りが窮屈になるからと、身体にフィットするタートルネックなんて着ないむつだが、やはり今日も着ている。昨夜泊まった菜々は、むつが首に怪我をしていて包帯を巻いているから、タートルネックを着ているのだと本人から聞いてはいた。だが、何があって怪我をしたのかは聞いていない。


「…どこまで話そうか悩んでるけどね」


視線に気付いたのか、むつは手を止めて菜々の方を見た。泣きそうな顔をしているのを見るのは、久し振りな気がする。よほどの事があったのだろう、菜々はそう思った。


「むつが話したくない事は聞かない。無理しなくていいわよ…あたしはとりあえずお見合いの結果が知りたいんだけど?」

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