表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
よろず屋-その日常-  作者: 幹藤 あさ
1163/1310

あまいゆうわく

「それで…何があったんですか?玉奥の方から何も聞いてませんので、ご説明頂けますか?」


「あ、はい…玉奥さんにも細かくは話してないんで…あ、とりあえずどうぞ。お茶でもいれますから」


「いえ、お構い無く…それよりも、お話の方を。何か沢山居ますね…いつからですか?」


沢山居ますと言われ、女性は不振そうに祐斗を見た。つい言ってしまったが、これでは悪徳商業と変わりない。だが、悪い物が寄り付かないように、お札を水をとすすめるわけではない。すすめたとしても、よろず屋から出す物であれば本物だし、それは料金に含まれるし高値でもない。だな、そんな事は素人に分かるはずもない。気合いが空回りしていると気付いた祐斗は、少し恥ずかしそうにうつ向いた。


「あの…」


女性が不振がって、話してくれなくなったのかと思うと祐斗は、どうしたらいいのか分からなくなった。ここで、むつに電話するわけにもいかず、女性が話してくれるのを待つしかなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ