表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

なろう・ほど・ザ・ワールド

続なろう・ほど・ザ・ワールド・ふたたび(333文字)

作者: 竹井閑山

ランボーとラディゲが苦手です

あるいはこう切り出してもいいでしょう

早死にしなけりゃ天才じゃない?

彼らは西洋文学における天才の代名詞であり

詩の天才がランボーで

小説の天才がラディゲ

西洋音楽に目を転じれば

モーツァルトとシューベルトが天才で

バッハとベートーヴェンとワーグナーはそうでないことになります

そんなことないだろうと思いつつも

天才って結局才能の突き抜け方なのかなあ

現代にも天才は(ひし)めいているけど

彼らは必ずしも早世しない

それは国家が豊かになったから

ばななと啓一郎はかつて天才だったけど

かたや精神世界にかぶれ

かたや分人主義なるものを提唱し世の失笑を買う

天才は必ずしも

大人がふまえておくべき常識をわきまえて

世に出てくるわけではないのです

みなさん

存分に筆を揮いましょう


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ