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真っ暗な光 2nd  作者: 54
Ⅰ どうしてお前は俺のことを知っていて、どうして俺はお前のことを知っている?どうして俺は答えを知ることができないんだ。川底で死んでいたのはお前の魂だったんじゃないのか。
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黒い真ん中の点

あれ?


見えないか?


ほら


あそこに


小さな


小さな


黒い


点が


あるじゃないか


アレはなんだい?


問いかけても応えてくれないだろう


それが君という人間だ


誰のためでもなく


自分のためでもなく


何のためでもなく


目的などほんの少しも感じられず


いたって無気力で


極めて複雑で


そんなようで単純で


そう見えるようでそうでなく


どうでもなく


何も無い


ただ真ん中に黒い黒い点が見えるだけ


白地に黒点が見えるだけ


そんな複雑で単純な人間が何処にいるかって?


最初に言ったじゃないか


目的など存在しない世界


そんなものは有り得ない


この世界は複雑なようで実は単純である


誰が気付く?


誰が気付ける?


一体誰がそれに気付けるんだい?


気付けたとして、それはいつ?


僕はいつまで待てばいいの?


真っ黒い点が大きくなっていくのを観察して喜んでいるわけじゃない


いつ君たちがこの世界の真実が見えるようになるのかを見ているだけ


嘘なのか真実なのかどうなのか判るようになるのはいつなのか見張っているだけなんだ


僕は―――――――――

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