表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おとぎばなし ― ここまで ―  作者: ぽすしち
はじまっている
5/146

事の重さ


 まっさきに西の領土へ降りたのは、四の宮の大臣コウセンだった。

 内乱に巻き込まれケガを負った者たちや、それに乗じて起こった商店への押しこみや強奪を確認し、シャムショの男たちや役神に仕事をふりわけ、混乱をおさめた。

 すぐにほかの大臣たちもやってきて、ケガ人たちは弐と参の大臣のところへ。内乱を起こした者や、暴動をおこしたものたちは、壱の宮の兵によってとらえられ、サモンのところへ送られることとなった。



 東、南、北の将軍たちには、領土の中でおかしな病や、みたこともない妖物があらわれたならば、すぐに神官のシキガミをつかい、高山へしらせるように、という命が、みかどからだされた。




これにより、ようやく各将軍たちも、事の重さに気付いたらしく、じぶんの領地内に、逃げ出したケイテキがはいりこまないよう、守りをかためた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ