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おとぎばなし ― ここまで ―  作者: ぽすしち
ケイテキの中身

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142/146

《ウツロ》


「 《 なにをいっている。ケイテキ、おまえになどなにができる?ただのウツワでしかないおまえが、このおれになにかしかけようというのか?あのコウセンの術も、キシンというものの術も、しょせん、いまここにおれを足止めしただけ。《この世》には時があってそれはずっと動いているが、その『時』が経てばこんな術、いつかは弱まり解けるのだ 》 」


 上にのるケイテキの胸へさらに、握った刀を押しこみねじるケイテキに、おおいかぶさったケイテキが、黒と赤の血をとばし、せきこむようにわらいながら、コウセンさまあ!と四の宮の大臣をよんだ。





    「  ひ ら け  」



  コウセンの声だったが、きいたことのない冷たさでひびく。




  セイテツの目に、二人のケイテキがよこたわるそばの砂地に、いきなり《黒い線》が引かれたようにみえた。



  いや、《線》ではないのか



 その《線》は一粒の砂も動かすことなく、くちをあけるようにゆっくりとひらき ―― 。





     「  く  え  」










申し訳ございません。ウツロについては『ゆらぐはなし』を。。。以下略

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