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異世界転移した日に世界最強になってしまったんですが  作者: ペテグリュー
第二章 レギオス王国
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第七話 指名手配されている件


「いい加減働きなさい!」

「うぉっ!アリスか。急に大声出すなよ」

「大声出すなよじゃないわよ!働けって言ってんの!」


そう、アリスの家に居候してから三日たった。

あれから俺がなにをしていたかと言うと、色々あって疲れたので引きこもっていた。堂々とアリスのお金を使って。


「何で私が養わないといけないのよ…」


いやまあ確かに、世話になり過ぎてる感はあるな。

いや一応俺も気は使うからね?できる男だからな。


「分かった。俺が悪かった。働こうじゃないか」

「本当⁉︎それは良かったわ。そうね〜夜空はステータスが化け物だから冒険者ギルドに行きなさい!」


ちょっと?その決め方酷くありません?

てかやはり異世界にはギルドがあるのか。少し楽しみだ。


「分かった。それじゃあ行ってくるよ」

「頑張ってね〜!」


嬉しそうに手を振ってくる。

そんなに俺が邪魔でしたかね。はあ。




〜〜〜〜〜〜〜〜



『叡智』で場所を調べ『転移』で移動すると、そこには看板に冒険者ギルドと書かれた、少しボロい三階建ての一軒家があった。

早速中に入ってみる。

中は外見と違い清潔感があり、あまりギルドという雰囲気がしない。

だがしかし!周りには酒を飲んでる荒くれ者達がいっぱいいた。ギルドのイメージっぽいのかイメージっぽくないのかハッキリしろよ!中途半端だろうが!

そんなことを思いながら、唯一女性がいる受付のようなところに行く。


「ちょっといいか?」

「何でしょうか?」

「お金を稼ぎたいんだが…」

「冒険者の登録ですか?ではまずこちらの書類のご記入をお願いします」


そう言って書類を何枚か渡される。

どれどれ。書かれているのは、名前と住所、そしてスキルなどの欄だった。住所とスキルは適当に埋めておく。


「できたぞ」


受付嬢に書類を渡す。すると、受付嬢は驚愕の表情を浮かべながら、


「く、黒崎夜空様で間違いはございませんか?」

「そうだが?」


すると受付嬢は勢い良く立ち上がり、冒険者達に呼びかける。


「皆さん!指名手配されている黒崎夜空です!捕まえてくださーい!」


声をかけられた冒険者達はこちらを見ると、すぐに襲いかかってきた。


指名手配⁉︎いったい俺が何をしたってんだ。

相手するのも面倒臭いので、すぐにアリスの家へと転移する。


「はあはあ」

「あら早かったじゃない。どうかしたの?」

「なあ俺って指名手配されてんのか?」

「……あ!そういえば夜空指名手配されてるのよ」

「何でだ!」

「そりゃ、勇者が抜け出したのだから指名手配ぐらいされるでしょ」


マジかよ⁉︎その可能性全く考えてなかったわ。

てゆうか王様、細かすぎません?良いじゃん一人くらい。


その事をアリスに伝えると、アリスは呆れた表情で、


「いや、勇者は一人だけでも強いものよ。まあ夜空の場合、格が違いすぎるのだけど」

「でもどうすんだよ。これじゃあまともに働けねーぞ?」

「指名手配は王にしか取り消せないのよねえ」


王、本当に面倒臭いわ。

だが同時に名案が浮かんだ。王に直談判しに行って、指名手配の取り消し&慰謝料ふんだくろう大作戦である。

働けるようになりつつ、金も手に入る。

何という名案!


「というわけで行ってくるわアリス。」

「待ってどういうわけよ⁉︎説明しなさいよ!」


アリスの声をスルーしつつ、俺は転移した。





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