表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

王子様からの告白

今日から、高校生の美結と悠馬。

そこに、現れた学年の王子様!

いきなりのハプニングが起こり、戸惑う美結・・・・。

今日は、初めて高校に行く日で私と悠馬は、一緒に学校まで行くことにした。

ピンポーンと呼び鈴が鳴り、私は急いで玄関を開けた。





「おっ、めっちゃかわいいじゃん。」

彼は、頬をピンクに染めて言った。

「そうかな!?悠馬だってかっこいいし似合ってるよ。」

なんて、褒め合ってる私たちは、ほんとバカップルだ。

それから、学校に向かって歩いている間中ずっと、恥ずかしくて一言も喋ることなく、学校に着いてしまった。学校に着くとクラス表を見に行った。





「俺たち、同じクラスじゃん。」そう言って、照れる彼を見ると私まで照れてしまった。

「そろそろ、教室行こうぜ!」そう言うと、彼は私の顔すら見ずに歩いて行ってしまった。

「悠馬~、置いて行かないでよ。」その声も虚しく、彼は振り返らずに教室に行ってしまった。

私は、走って彼の後を追いかけた。

「悠馬、何で置いて行くのよ~!?」と、息を切らしながら言うと、

「わりぃー。」とだけ言って、また照れた顔をした。

「もう、置いていかないでよね。」と、頬を膨らませて言うと、彼は小さく頷いた。




「ねぇー、あの男の子かっこ良くない!?」と、廊下から騒いでいる声がした。

見てみると、そこには漫画とかによく出てくるような、かっこいい男の子がいた。

一瞬、その子と目が合ってしまい男の子は私に近づいてきた。




「俺、佐伯 龍。よろしくな。」そう言うと、私のほっぺにキスをした。

その瞬間、ギャラリーの声が一気に騒がしくなった。

「君、名前なんて言うの?」そう言われ、つい教えてしまったんだ。

「嶋田 美結です。あの・・・・、さっきの何?」恐る恐る聞いてみると、

「あぁ~、さっきのはあいさつだよ。美結ちゃん俺と付き合って下さい。」彼は、深々と頭を下げながら告白したんだ。さっき会ったばかりの初対面の人に急に告白されて戸惑う私。

はっ!?冗談だよね?私、彼氏いるんですけど~・・・。と、心の中で呟いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ