転生
海苔と勢いなので不定期です
俺はふつーの人間だった
ふつーに生活を送り、学生のときにはいじめもしたし、いじめられもした
みなそれはふつーではないというがこれがを俺のふつーだった
死んだ後に言うのも何だが、最後まで看取ってくれた親友には感謝しかない
結構な歳だというのに、ただの病人の俺を看病してくれたのはお前だけだった
今日が山だと聞こえてくるまでもなく、わかっていたのだろう
俺には家族が居ないし、少ししかないが財産を親友に相続するとも書いた
何も心残りはない、強いて言うなら一度「愛」というものを感じてみたかった
まぁ、それなりな人生だった
「我が、、生、、涯に一、、変の悔、、、い、、無、し、、」
一度言ってみたかったセリフの一つだ。
「最後に言うのがそれかよ。お前らしいな」
まだ死んでなかったのか
恥ずかしいな
「あ、、、り、、が、、と、、、」
何も聞こえなくなった
ああ、今度こそ死んだらしい
いい人生だった
《・・・ますか、・・えますか、聞こえますか》
ん?俺は死んだはずでは?
さっき何も聞こえなくなったはず
こころなしか外が明るくなったような
《あのー聞こえてますよね?私わかるんですから》
《早く起きないとそのまま地獄に直行ですからね》
地獄?それは困る親友と会えなくなってしまうではないか
恐る恐る目を開けると、そこには白くてどこまでも行けそうな空間が広がっていた
そこにはぽつんと一秒間に何度も切り替わっているような気がする姿をした人?がいた
ともかく姿が定まらない人に聞いてみよう
「あなたが話しかけていた人?ですか?」
《そうですよー、人に疑問符をつけるのは望ましくありませんが、まあこの姿に関しては気にしないでください》
いや、気になるがあまり触れないほうがいいのだろう
「ここはどこですか?」
《ここはですね》
《そちらで言う死後の世界ですね》
「はあ」
わからん
《もっと正確に言うと、霊界ってとこでしょうか》
「はあ」
もっとわからん
《詳しく話しても無駄ですのでさっそく本題に参りましょう》
《あなた、異世界に行ってください》
「はあ!?」
意味がわからない
今までも意味がわからなかったけどこっちのほうが意味がわからない
《ですから、異世界に行けるんですよ》
《オタクの夢でしょ?!》
「いえ、ですから親友が来るまで待ちますから、それにオタクじゃありません」
《来てもあなたとは一緒のところに行けるかわからないんですよ》
「それでもいいんです」
《お願いですから、行ってください》
「嫌です」
《あなたがあっちで徳を積めばその親友と一緒に行けると、あなたがあっちで死んだら親友の死んだ時間に飛ばすよう行っておきますから》
「そうですか、それなら行きます」
そこまで保証されたなら行くしかない
《では早速、コホンッ》
《さあ、新たなる世界の住人よ。》
「あのー」
《なんですか?》
「転生特典とかって、ないですかね」
《んー、それじゃあ私の得意とするものの劣化を上げましょう。これでいいですか?》
「わかりました」
《それでは改めて》
《さあ、新たなる世界の住人よ。人を助け、徳を積みかえってくるがよい。それまで返ってくるな》
な、なんだ急に光が
ま、眩しい
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