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1000年後に、虹の瞳と旅をする。  作者: 電脳ドリル
五章【エゴイストのエンドレスカーニバル】
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122話『男どもの人生賛歌』

 オーガスラッシャーのメンバーは、背を寄せ合って座った状態でロープで縛り上げられている。手と足を硬く結ばれてしまいまったく身動きできぬ状況で、自分たちが傷つけた隊商の護衛たちに凄まれることとなっていた。

 負傷していた護衛達はすでに回復魔法を使える術師により傷を癒やしていた。護衛の中で血気盛んそうな男の銃士と女の剣士の二人が、目を吊り上げてハヤテへ怒鳴り散らしている。


「さっきはよくもやってくれたなゴロツキ共!」

「おかげで痛かったんだからね! 痕残ったらどうすんのよ!!」

「おうおう、お怒りだね……ゲホッ」


 ハヤテは護衛たちを見上げながら口の端から血を吐く。彼が拳銃で撃たれた腹部はテープで止めているだけで、まだ体内に残った弾丸を摘出してすらいなかった。

 苦しそうに咳き込むハヤテへ、靖治は包帯を巻いた右手をかばいながらゆっくりと近づいていった。その後ろにイリスも付いてくる。


「いい気味だねハヤテ、調子乗りすぎるからだよ」

「へへっ、調子乗らなきゃ面白くなんねえだろ」

「こいつ……!」

「ちょっと待ってください」


 なおも減らず口をたたくハヤテにまた護衛の女剣士が食ってかかろうとしたが、靖治はそれを静かに制してイリスへ振り返る。


「イリス、そこに落ちてるハヤテのリボルバー、試しに一発撃ってくれないかい?」

「えっ、あれをですか?」


 靖治が左手で指さしたほうには、開戦の時に地面に落ちたまま放置されていた、ハヤテのリボルバーハンドガンM500があった。

 頼みごとの意味がわからずイリスは首を傾げていたが、とりあえずその銃を手に取って間近で見てみる。

 イリスの手の中で、銀色のバレルが日差しを反射してキラリと光る。


「これって、確か最初に靖治さんへ向けていた銃じゃないですか?」

「うん、僕とそこの隊商の人達を脅す時に使ってたやつさ」

「中々に大口径の銃ですね。こんなので真人間(ノーマル)を狙うなんて、ちょっと無駄すぎ……」


 非効率さを疑りながらイリスが誰もいない方向へ銃を向けて引き金を引いてみると、パーン! 景気のいい銃声の後に出てきたのは銃弾ではなかった。

 目を丸くしたイリスの前で、硝煙と共に飛び出たカラフルな紙吹雪と紐で繋がれた色とりどりの国旗が、山中の街道を鮮やかに飾る。

 麗しい色合いがヒラヒラと舞いながら地面に落ちていくのをイリスはもとより隊商も、その護衛も、アリサもナハトも、みんなポカンと口を開けて眺めていた。


「……なんですこれ?」


 呆然としたイリスが信じられないという顔を向けると、穏やかに微笑んだ靖治の隣でハヤテが縛られたまま口を開けて大笑いした。


「ガッハッハッハッハ! ゲホッゴホッ! 引っかかってやんのぉ~!! 最初の一発目はジョーク弾だよぉーん!!」

「ということみたいだね」


 血を吐き出しながらも笑いを止めないハヤテを手の平で示しながら、靖治はのんびりと答える。

 思わず紐の伸びた銃を振り回すイリスと、隊商のリーダーである中年の男が困惑しながら靖治に詰め寄る。


「えっ!? えっ!? どういうことなんですか靖治さん!?」

「ちょ、ちょっと待っておくれ少年。じゃあそこの狼男は、もしかして最初からからかうつもりで脅してたってわけなのかい!?」

「でしょうね。多分イリスたちが止めに入らなかったら、適当なところでババーンってネタばらししてたかと思います」

「は、はぁ!? あ……あそこまでやっておいてそれだとぉ!?」


 あまりにもしょうもなさに、隊商の男は「バカな……」と呟くと愕然として立ち尽くしてしまった。

 真相を知り、ハヤテの仲間たちもおかしい声を上げてくる。


「ナッハッハ。ですよねー! まあセイジくんが止めてなかったら、その前にオレっちが止めてたッスよ。キィーッ!!」

「ウホ。ハヤテはロクでなしの甲斐性なしのクズだからといって、そこまで悪党じゃないウホね」

「おいウポレ言い過ぎだろコラ」


 驚くよりも納得する仲間をそばに、ハヤテが口の端をニヤつかせながら靖治を見上げてきた。


「クックック、万葉靖治っつーガキが何者なのか、確かめるのにはちょうど良い試金石だったぜ。すっとぼけたツラしてるくせに、見も知らぬやつらを庇うのはやるじゃねえか。やっぱ旅をするならそれくらいでねえとな」

「アンタに認めてもらっても嬉しくないね、火遊びはほどほどにしなよ」


 呆れながら首を振る靖治に、話を聞いていたアリサが裸足で小走りになって近づいて襟元を引っ掴んできた。


「オイコラ優男。つーかそれって、アンタ最初から茶番だってわかっててあたしら戦闘に巻き込んでワケか!?」

「アッハッハ。いやまぁそんな気はしてたけど確信はなかったし、ゴメンって、ちょっ、まっ、首しまっぐびびびびびび」

「あわわ、アリサさん! 靖治さんは怪我してるんですからあんまりやりすぎないで!」

「はぁ……信じられない、なんて野蛮な男たち……」


 ナハトも頭を押さえ、思わず飾らない言葉でため息を吐く。

 遊びのつもりで死闘を演じたオーガスラッシャーたちも、手に銃弾を受けながら意地を張り通した靖治も、みんな頑なで恐れ知らずすぎる。

 当然、隊商の護衛の中からも信じられないと声が上がり、男の銃士が唖然として問い詰めた。


「お、オイ! じゃあ何で護衛のオレらには実弾撃ってきたんだ!?」

「あーん? どうせ回復術師がいるんだからそんくらい良いだろ。つーかあんなショボいの攻撃で封殺されるほど弱いテメーらが悪ぃ。護衛役やるくらいならもっと鍛えとけ、そんなんだからあんな雑魚兵士なんかにやられるんだよ。むしろ助けてやったんだから感謝して欲しいね」

「テメェ……さっきは助けに来たんじゃないとか言っておいてぇ……!!」

「まぁまぁ、不可抗力でも彼らが人助けしたのは事実ですし」


 罪悪感というものが欠片もないロクでなし共に護衛たちが憤るのも無理はなかったが、靖治が彼らを宥めた。


「イリス、ナハト、彼らの傷を治してあげられるかい?」

「えぇ……? これは人の言う自業自得というやつでは?」

「イリスさんに同意ですね、何であれ悪徳を働いたのも事実です」

「一理あるけど、このままじゃ傷が悪化して死ぬのは確定的だ。一応僕も彼らに保護してもらったようなもんだし、見殺しってのは後味が悪いよ」

「うー、そうですか……わかりました」

「まあそういうことでしたら」


 靖治の言葉に渋々うなずいて、イリスとナハトはオーガスラッシャーの面々に近寄った。


「では……神の息吹をここに、平等に祝福は与えられん」

「はーい、銃弾摘出しますよー、痛いですよぉー」


 ナハトが手の平から回復魔法の明るい光を浴びせ、ひとまず彼らが負った傷や火傷を塞いでいく。ハヤテの体内に残留した弾丸についてはイリスがピンセットで摘出した、薬も使わず傷口をいじられるのは激痛だったろうが、ハヤテは少し顔をしかめただけで乗り切った。

 応急処置も終わり、ハヤテたち動ける程度には回復した。


「おーぅ、サンキュウなぁ靖治。ついでにこの縄も解いてくれるとありがたいんだけどよー……」

「んじゃみんな、先に進もっか!」

「おぉい、靖治っちぃ!?」


 頼みを無視して朗らかに笑って振り返る靖治に、ハヤテが悲痛な声で呼びかける。


「ケチなこと言ってねえで、ほどいてくれよ!! 同じ飯食った仲間だろぉ!?」

「アッハッハ、人のこと殴ったり撃ったりしててよくまあ言えるよね。自業自得って彼女たちも言ってたろ、傷は治すがそれ以上はしない。運良く親切な人が通りかかるのを祈ってなよ、良かったね、命の価値の試しどきだ」

「このドS! 腹黒! もやし眼鏡! ヒモ男!!」

「ぬふふーん、負け犬の遠吠えが気持ちいいねぇ」

「こんのクソガキー!!! ラッキーで一つ白星拾ったくらいで調子のりやがってぇー!」

「諦めるウホよハヤテ」

「敗者に人権はなしッスか~、トホホ」


 見下した態度を取る靖治に、ハヤテが悪態をついて今度は隊商の人間へと顔を向けた。


「なあおい! そっちのやつも誰か助けてくんねえか!?」

「知るか、殺されんだけマシと思え!」

「そのまま野垂れ死んじまいな!」


 悪党に返す施しもなし、怒声が飛び交う集団を脇に置いて、紅蓮のツインテールの娘が隊商のリーダーに商談を持ちかけていた。


「ちょいちょいおっさんよ、残りの道中あたしらに護衛頼まない? さっきの青いのもまだ山に残ってるかもよ? 代金のほうはこのくらいで……」

「うぅむ、これはちょっと……」

「命には変えられませんてば。ホラホラ、家族を思えばこの程度安いモン安いモン。書面はこちらで用意してますんで」

「むむ……」


 ちゃっかり稼ぎ時と見てポーチから契約書を取り出したアリサが話し込み、やがて明るい顔を上げて靖治たちへ振り向く。


「よぉーし、アンタら契約まとまったわよ! この馬車に乗って次の村まで。セイジ、あんたは馬車で休んでなさい!」


 仕事を一つぶんどってきたアリサに、靖治は仲間たちと目を合わせて嬉しそうに笑みを浮かべる。

 話を聞いていた幽霊のロムルが、屈強な体で腕を組んで話に割り込んできた。


「気をつけよ少年少女たちよ、まだ我輩の遺した端末が複数体生き残っているようだからな。鉢合わせするやもしれぬ。せめて我輩が罪滅ぼしにしばらく偵察役をしてきてやろうか?」

「おっ、ありがたいです。じゃあロムルさんお願いします」

「あいきた! お前は傷を癒やすと良いぞ!」


 そう言うとロムルは両手を天に突き出して空へ飛び上がると、幽体の身を利用してあちらこちらを身軽に飛び回って周囲の様子を偵察し始めた。


「みんな、続けざまの戦いになるかもだけど行けるかい?」

「もちろんです! お任せください!」

「戦闘の疲れはありますが、問題としない程度です。やれますとも」


 頼もしい答えを返してくるイリスたちに靖治は頷き、数分後には隊商の馬車に同乗して旅を再開した。

 銃口から旗を伸ばしたM500についてはハヤテのそばに転がして返してやり、一行は馬車に揺られながら縛られっぱなしの冒険団オーガスラッシャーに手を振って去っていく。


「んじゃ精々元気でねー、さよーなら~」

「このクソガキ、覚えてやがれー! バーカ! アーホ! お前の母ちゃんデーベーソー!!」

「あにきぃ、流石にダサいッス」

「るせー!!」


 ハヤテの情けない罵倒を背に次へ向かう。その道すがら、靖治たちは街道を行く馬車の中で一休みし、ようやくパーティが揃った状態で一息つくことができた。

 薄暗い幌馬車の中で荷物を背を預け、安心して肩の力を抜く靖治に、イリスが銀髪のポニーテールを揺らしながら顔を覗き込んでくる。


「それにしても、靖治さんのあの人達への態度、なんか珍しいですね、あんな意地悪するなんて」

「そうかな?」

「そうですよ」


 イリスの無垢な虹色に見つめられ、靖治が自分の行いを振り返って考え込む。確かに、靖治自身は気にしていなかったが、考えてみれば自分からハヤテへの態度はいつもと違った感覚があった。


「そうだなぁ……あの狼の彼、ちょっと僕と似てるところあるからかな?」

「えぇー!? あんな男と靖治さんが!?」

「うげ、あんたイヤなこと言わないでよね!」


 靖治の言葉にイリスとアリサは声を荒げている一方、ナハトは顎に手を当てて神妙そうに頷いている。


「似てるところ、ふむ……確かに、言われて見れば。同族嫌悪ということでしょうかね」

「ちょっと! ナハトまでコイツに頷かないでよ!」

「靖治さんはあんな悪者にならないでくださいよ!?」

「アハハ、まあ気をつけるよ」


 慌てた声で頼み込んでくるイリスに、靖治は笑って返しながら馬車の後部から外の景色に目をやった。

 すでに馬車は彼らとは離れていて姿は見えない、だが遅かれ早かれ、またあのお気楽な姿を見るような気がした。


「なんとなくだけど、アレとはまた会うだろうな」


 靖治がボソリと呟いたはるか後方で、ハヤテたちはロープで縛られたまま軽い声を弾ませている。


「面白い寄り合いパーティっしたねェ~、オレらみたいにごちゃまぜ」

「ウホ、あの少年のもとに結集したようウホね」

「あぁ、珍しいガキだった」


 靖治と向き合ったときの瞳をハヤテは思い返す。冷徹のようでありながら底の方に温かさを持ったある意味いびつな輝きだ、あれは常人が出せる色合いではない。


「……オレとどこか似てやがったな」


 唐突にハヤテは自らの過去を思い返した。まだ物心も付く前、ようやく歩けるようになったくらいのころの幼き日の自分。

 あれは薄暗い雨の日だった。何故か誰もいない草原の上に一人でいた自分は雨の中で死にかけていた。捨てられたのか転移してきたのか、それはわからない。

 あの時、自分は拾われる直前に、確かに死に触れたという確信があった。その記憶は今でも胸の奥に焼き付いている。

 冷たさを抜けた先にあった、温かい感触を指先に思い出す。


「同じだ、アレは。オレと同じで死というものを知ってやがる眼をしてた」

「死を知る者同士、根本で似通ってるということウホか」

「まぁンなトコだ」

「おんなじイカレポンチってことっすねぇ~、じゃねぇとあんな癖のある連中まとめらんねえッスな」


 凶暴なアリサや冷徹なナハトを思い返しながらケヴィンがうんうんと頷いている。


「捕まえるのは止めだ。あいつはオレらの手に中に収まって終わるモンじゃねえ、もっと何か大きな因果を手繰りに行くやつだ」


 見果てぬ先を睨み上げながら、ハヤテはこれからのことが楽しみで仕方ないというように口の端を笑わせる。


「もし東京に因縁があるとするならば、オレらが出しゃばるまでもなく、自然と足がそっちに向かうだろうよ。オレらはそん時に同乗させてもらうだけだぜ」

「そんでお宝横からガッサリッスねー!!」

「ウホウホ、その時が楽しみウホ」


 未来を夢見てはしゃぎ立てる三人だが、どっちにしろ今は揃って動けぬ身だ。

 縄抜けなどが出来ぬようにかなりしっかり縛られてしまったし、応急処置を受けたからと言って消耗も激しい今、ここから脱することは出来ない。


「しかしどうするッスかアニキ~。誰か通りかかるまで暇ッス」

「そうだなぁ、とりあえず歌でも歌うか!!」

「ウッホッホ、風が吹くまま気のままに、運命の流れを肌に感じて待つのも一興ウホ」


 いつモンスターに襲われるかもわからぬ状況、人が来ても親切に助けてくれる保証もなく、生命の保証が成されないかなり際どい状況であるというのに彼らは決して悲観ししない。

 風に吹かれて東へ西へ、たまに逆らって北へ南へ。遊び三昧ふざけ三昧。買い物気分で喧嘩を売り、悪党気取って人助け。

 生きるも一興死ぬも娯楽。昨日は思い出、明日はまだ見ぬおもちゃ箱。憂いはあくびで逃してやり、一雫の希望を胸に、今は目の前に広がる世界に手を伸ばそう。

 なんて楽しい素敵な毎日。退屈なんてありゃしない、不幸も幸も面白くって、生まれたことが嬉しくってしかたない。


「オウオウオウ~!」

「オッオッオウ!!」

「ウォッウォッウォォ~ウ! イエーイ!!」


 この世はあるだけで天国だ。

 山の中で気さくな男どもの歌声に応え、木々が風に吹かれてざわめきのコーラスを奏でるのだった。

・章が終ったしあとがき。


 というわけで五章【エゴイストのエンドレスカーニバル】、これにて終幕です。お付き合いくださりありがとうございました!

 今回はハヤテたちオーガスラッシャーとの顔合わせ、彼らは靖治くんたち主人公一味と対になるような関係として構築しました。ライバル集団、それでいておちゃらけて、悪徳もするけど助けたりもする、その時その時で面白い方向に転がるよう動くおちゃらけたやつらです。

 中でもリーダーのハヤテは、靖治と性質が近しいながら反目し合う性格でもあり、彼らが相手だと靖治くんも元気になる。まるで∀と接触したターンXみたいに。

 おかげで靖治くんも主人公らしくちょっとカッコいいところを見せれましたね! なお狂気の境目を行ってる模様、ともすれば死ぬぞコイツ。


 相変わらず四苦八苦しヒィヒィ言いながら書いてるんですが、楽しんだ方がいてくだされば幸いです。

 今回も誤字報告をしてくださった方がいました、ありがとうございます。


(やべえ、完成ギリギリだったしあとがきとかアレコレ書く余裕あんまねえ!)


 次の章までまた一旦休みを挟ませてもらいます。一週間の休みを取り、20日の木曜日から開始します。ちょっと難産になりそう。

 パーティのお色気役(?)であるナハトさん回、彼女の経歴と抱え込んだ闇に迫る話になります。


 それでは次回六章【朝へ向かう夜の狩人】、お楽しみにお待ちくださいませ。



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