第11話[インプリシティ」
アンジェラヘイラから帰ってきてしばらくしたある日、家に一通の珍しくカイトに送られた手紙が届いた。
その内容は、冒険者パーティーに加入した事を知ったカイトの両親が一度パーティーメンバーにお礼がしたいと言うことで家に来てほしい。という事らしい、しかも倒してほしいモンスターいるらしく行かない理由がない。
早速リンの『ゲート』でカイトの両親の家があるインプリシティというある特徴がある一族の町に行くためにした。
「リン ゲートでインプリシティまでおねが・・・」
「うん 無理」リンは俺が言い終わる前に即答した。
「え・・・ な、なんで」
「ケイトは、ゲートってスキルを万能視しすぎだよ ゲートは距離制限があってインプリシティには、とてもじゃないけど、無理」と断言された。
「しょうがない馬車で行くか おーいみんな旅の準備 おいハルト逃げるな」
家から馬車乗り場まで、大道りを通って結構な距離がある。
それならという事で、ハルトが細い路地裏を通ると大幅に時間が短縮できるという事でハルトについていくことにした。
(なんでこいつこんな事知ってんだ...)
「まぁこのハルト様となれば、こんな事も知っ・・・」
ハルトが言い終わる前に、ある現場に遭遇した。
俺らは、半分好奇心でその様子を観察することにした。
その様子は。男性2人が女性1人を囲んでいた聴こえてくる話のないようからして『ナンパ』だ。。。
するとリンが「ど、どうしよう助けた方がいいよね」とオドオドしながら言った。
「僕は先を急いだ方がいいとおもいます こうしている間にも馬車がでるかもしれませんし、僕たちが行っても何ができるか分かりませんし」と分析的に答える子供とは思えない程しっかりしているカイト
「いや、俺は助ける」とキメ顔のような顔で顔で答えるナルシスト君
どうせ、理由は助けた女性にご褒美を期待してるのだろう…エロめ!
「でも、困っている人を助けるのも冒険者の役目でもあるから助けよう カイト?」
カイトは小さくうなずき、リンとリッカはまだオドオドしているハルトは・・・うん 助けよう
(数分後・・・)
「ありがとうございます。私の名前はディーパよろしくです。」と紫色の髪をした猫耳のディーパはなぜかハルトに対しての見る目が怖かった。。。
よっぽど以前変なことをしたんだろう。
その後は、ディーパさんと別れインプリシティ行きの馬車に乗った。
インプリシティへは馬車でも乗換などをして3日ほどかかるらしい先は長い・・・