PROLOGUE
この物語は、全宇宙をかけた戦いに巻き込まれた田舎の高校生の戦いと、その仲間達、あるいは敵の皆様方の物語である。
「ん?何だこれ。」
俺の戦いはここから始まった・・・。
俺は田舎に住む、しがない普通の高校生だ。ちなみにここは静岡のどこかにある小さな小さな島だ。そこに俺はこの島の、丘の上の一軒家に両親と暮らしている。
俺の親父は島一番の工場で働いている。とはいっても、都会にある町工場の少し大きくなったものだと思ってくれて問題はないと思う。お袋はスーパーの店員だ。毎日魚や野菜の残りを貰ってくる抜目ない部分を持つ、いわゆる肝っ玉母さんだ。肉も持ってきてくれよと小さい頃よくだだをこねて泣きまくったのを今でも覚えている。
一方俺はというと、頭は悪い、運動神経そこそこの高校生だ。そのため成績は学年100人中、下から2番目。凄まじく酷いのだ。ちなみに彼女募集中だ。
これでも小学生の頃は結構モテた。よく女子どもがよってきて、殿様の気持ちを堪能していた。
ところが中学になると、その周りにいた女子どもが急に俺の許を離れていった。俺はそれが物凄いショックで、何故だか女子に聞いたことがあったが、言われた一言が、
「えー、友達として遊んだりするならいいけど、恋愛対象としてはムリ。」
・・・そりゃねえだろうと素で思った。むりってカタカナで書いたということは、相当きつく言われたと思ってほしい。
そんな俺がいつものように部活を終えて、家路についた頃のお話だ。部活は例の如く物凄くきつく、ふらふらしながら帰ってきていた。そんな時、俺はいつもの分かれ道に着いた。
俺の家に帰る道のりは、全部で二つある。一つは右に行くとある、何もないただっぴろい野原を通る、真っすぐした野道だ。少し遠回りになるが、これの方が安全だから、こっちを通りなさいと小さい頃からお袋に言われているので、余程気が向かない限り、この道を通って学校の登下校をしていた。
そしてもう一つが暗い森の中を通る道だ。正直小さい頃は通りたくなかった。それでも大きくなるにつれて、この道を通る抵抗は無くなり、たまにこちらを通るときもある。
「さてと、今日はこっちを通るかな。」
俺は今日は何となしに、森にはいっていった。この何でもない選択が、俺の人生を大きく変える出来事となる!
果たして、少年を待ち受ける運命とは!?
To be continued...




