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040. 転落

アトの視界から、右上の白い人と、左下の黒いフォエルゥが、上に流れる―


自分の足が何も踏みしめなかった事さえ不思議で、


アトはその流れを妙にゆっくりとした速度で受け入れていた。


自分の体が、どこにも一切触れていない― 宙に浮いている感覚。



まるで切り離された時間。


一瞬 自分がどこかから取り出されたような


自分というものがそこにぽっかりと浮かんでいるような―・・・




目の前には白い世界。


あの人と黒いフォエルゥはすでに視界から上に流れて消えてしまった。



それでも黒いフォエルゥの 雄たけびが― 耳に、というより、肌で感じる。


オオォオオッォオヲヲオ・・・




助けなくちゃ




助けなくちゃ・・・





助けなくちゃ・・・・・






思考さえ宙に浮かぶ中


不意に、アトの右上腕が、誰かにグィっと捕まえられた。



えっ


と思ったのもつかの間、アトの腕はその手からすり抜ける



何? 誰?



アトが右側に顔を傾けようとして、


今度はシュルンッという音が耳のすぐ傍でした。



ガシィッ


アトの体に、何か太い紐のようなものが巻きついた。


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