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※書籍化にあたる大幅な改稿について

作者の言い訳タイム。読まなくても大丈夫です。

 本作がコンテストの書籍化検討作に選ばれた時には、喜びと同時に「これ大丈夫なのか?」と不安に思いました。


 まずは本作の長さ(スケール)

 コンテストは文字数制限があったので過去を振り返る形式にしましたが、本来は子供時代からスタートして丁寧に時を重ねる物語です。

 下手したら幼少期だけで1巻が終わるやつです。

 本作は長期(シリーズ)化を前提とした受賞ではないので、単巻完結になる可能性を考えると竜頭蛇尾になります。


 次にアルビノ設定です。

 世に出ている作品もありますが、その辺の判定はレーベル毎に異なるでしょう。

 特に本作はアルビノについて認知されていない時代で、周囲の大人はうつると思って遠巻きにし、ヒロインはうつると思ってヒーローに接触します。

 どちらも偏見を持っているという点では同じです。


 最期に山場の甘さです。

 起承転結で考えた際に、転結が短くあっさりしているので商業作品としては弱い自覚がありました。

 文字数的に加筆必須なので、大幅にテコ入れしければいけないなと。


 こんな数々の懸念点を抱えた状態で打ち合わせをしたところ、もれなく引っかかりました。


 

 本作はエヴァンがアルビノとして生まれたが故に、家庭不和が生じ、クリスティナが興味を持ちます。

 そして生活に制限があることが各々のエピソードの発端となり、権力者に目をつけられます。

 アルビノであることがストーリーの土台となるのですが、変更を依頼されました。

 作者によっては、この時点で書籍化を辞退するかもしれません。


「ここにテコ入れするなら、どうして本作を選んだのだろうか」と悩んだ私は「もしアイアン○ンを映画化する際に、『トニーを武器商人じゃなくしろ』と注文が入ったとしたら~」と、よくわからない喩えで友人に意見を聞きました。

 我が友は「そのままだと売れないからだ」と即答。

 納得しました。

 

 そもそも自分はなにを書きたかったのかを突き詰め、どこが評価されたのか考えました。


 アルビノの苦悩や、19世紀ヨーロッパ風異世界における偏見を描きたかったのか――違う。

 世に問いたいテーマがあったのか――んなモンない。


 書きたかったのは、出会ったときから微妙にかみ合わない(でも会話は成立している)少年少女の物語です。


・両親に非のない形で、子供が理由で家庭不和になる

・周囲は遠巻きにしたが、ヒロインは違った

・珍しい容姿がトリガー


 この3点を守っていれば、物語が大きく崩れることはないと判断しました。

 Web版は少なくない数のPVがついた作品なので、ビジュアルを大きく変えることはしたくありませんでした。イメージがバグるので。

 アルビノに似ていながら、「一目で普通じゃないとわかる」「異世界ならあり」と言える色彩を考え……

 オパール色(白系ユニコーンカラー)を希望しました。※作者はいたって真面目です。


 打ち合わせにて、幼少期よりも成長後のやり取りが評価されたのだと判明しました。

 子供時代を丁寧に書こうとした理由は2つ。


・1回くらいは王道な展開のボーイミーツガールを書こうと思った。

・溺愛執着に至るだけのことがあると説明したかった。


 重要なのは2つ目です。

 1つめは「一度くらいやってみるか」のノリです。


 突き詰めて考えると、変更依頼された部分はどれも譲歩可能でした。


 モチベを完全に切り離して作業できる作家は、ごく一部の職人だけでしょう。

 モチベに影響する部分を損なってしまうと、大抵は執筆が苦行になります。

 影響する部分の範囲は人によりけりかと。

 今回は大丈夫だなと思ったので、大幅な改稿に踏み切りました。

 担当さんが上手く持ち上げてくれたので、モチベを維持できたという点も大きいです。


 結論:読んでね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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