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『骸骨さま』と言われる王女ですが、人外染みた美貌の騎士さまに添い寝を所望されました。

作者:蒼月ヤミ
 初めて顔を出した夜会で『骸骨みたい』と言われたメルテンス王国の王女、アウレリアは、夜会を抜け出した先で一人の騎士に出会う。顔もはっきりと見えない薄暗闇の中、彼の言葉が胸に響き、アウレリアは『骸骨のような』顔を隠して過ごすことを決めた。
 その数か月後、魔王封印の儀式の為に王太子とその一行が魔王城へと向かう。魔王の封印を重ねてかけるだけの儀式だったはずが、一行の一人がとある目的の為に魔王を殺そうとし、魔王が目覚めてしまう事態に。
 運良く再び封印が出来たらしいのだが、一行の一人、ディートリヒという名の騎士は、魔王を自らの影に封印した影響で、徐々に衰弱していた。
 どうすることも出来ないと思われたのだが、帰還した彼は、王家から褒美を与えるという言葉を聞いて、アウレリアに告げる。「自分と添い寝して欲しい」と。
 しかもどうやら彼は、いつかの夜会でアウレリアと言葉を交わした、あの騎士だったようで……。

 見た目にそぐわず真面目で優しい人外染みた美貌を持つ騎士と、身を削ってでも民を思う『骸骨さま』と呼ばれた心優しい王女のお話。

 拙作未完の『魔王を倒したので添い寝してください。』のお話を元にした、完全に別のお話です。
 カクヨムにて先行更新中、毎日更新予定。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
23-1(ディートリヒ)
2024/03/01 17:01
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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