表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/17

絶剣 結城 登場

本当、懐かしいですね。

「…藤宮様、もう大丈夫ですよ。」

「!…ご、ごめん!」

謝らなくてもいいのに…

「ありがとう、ふーちゃん。」

私は満遍の笑みで答えられたと思う。

「では、また明日学校でお会いしましょう、藤宮様。」

私は藤宮様の家を後にした。 …少しは我慢しないといけませんよね。




翌日。

俺は日奈子と一緒に登校していた。

学校に着くなり後ろから声をかけられた。

「おはようございます、藤宮様。」

羽黒!? まずい日奈子と二人でいるとかを見られた!

「お、おはよう…」

「何を驚いているのですか?」

そんなこと言ってもよ。

「おはよう琴音ちゃん!」

「おはようございます…」

なんか顔が引きつったような?

「やっぱり我慢できません、でも…」

今なんか言ったかな?

「…あの二人とももう少し離れては?」

そんなに日奈子と近いか?

「そんなに近いかな?」

てか昨日みたいにならなくて良かった。

「別にはならなくたっていいじゃん!」

「……」

なんか無言で日奈子こと睨んでるんですけど。

いきなり扉をあけて先生が入ってきた。

「お〜い、お前ら席につけ~」

あれ、今日は早いな先生。とりあえず席に着くか。

「え〜と、昨日休んでこれなかった、転校生とを紹介するぞ〜」

羽黒の他にもう一人いたのか、てかそんな珍しいことあんのか!?

「はいれ〜」

やっぱりやる気ないよなあの先生。

「はーい」

入って来た女の子は、背はあまり高くはなく、髪は肩より長い、色は紫がかった黒、 目は黒だった。

見た瞬間、女の子を説明するのはHENTAIじゃないか?

「ボクの名前は結城 椎菜。 みんなこれから仲良くしてね!」

ボク? 結城? マザーズなんとかうってこないよね?

「そうだ! ボクの好きな事はアニメを見る事で特にS◯Oが好きなんだ、この中でS◯Oが好きな人いるかな?」

すると手を挙げたのは星乃だった

「私、すき。」

「本当! 誰が好きかな? あ、ボクね、ユ◯キが好きなんだ!」

結城さんはユ◯キさんが好きなんだ。 なんか隠せてない気がする…

「私は、シ◯ンが好きかな。」

朝からそんな話やめようぜ。なんで自己紹介の時に何か起きるのかね?

「シ◯ンいいよね、あ、そうだ、ボクがユ◯キを好きになった理由の一つはマ◯ーズ◯ザリオを打つところがかっこよくてね!」

まずいな、この二人、止めないと永遠に終わらないぞ!

「二人共、ストップストップ、その話おしまい! てか、なんで先生止め…」

「Zzzzzzz」

………

「なに寝てんだよ、この先生は!!!」

トラブルの種が増えてこの先が思いやられる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ