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「最強」スキルは俺専用です!  作者: うきを
一章 転移先「ディセカ」
7/35

もう一度、ステータス

もう7話です!

今、俺の目の前で、しつこく絡んできたやつが膝を地面につけている。この状況なに?


「あ、えーっと、悪いな。」


とりあえず、この状況がわからない俺は、とっさに、手を離してしまった。いや、怖いだろ!もし、演技だったら、いいんだが、そうじゃなさそうだしな。


「あー、その、もう俺らに構うなよ。ルア、行こうぜ。」

「はい!みなと様!」


そうして、俺たちは、足早にここから離れた。後ろから、「覚えてろよ!絶対に許さないからな!」という、いかにも負け惜しみなセリフと、取り巻きたちの、憎悪の視線を頂戴したけど、まあ、ここで何か言い返してもめんどくさいので、先を急ぐようにした。


「みなと様!かっこよかったです!力も強かったんですね!」

「じ、実は、ね。」


そうは、言ったものの、なんでこんな状況になっているのか、おれ自身が一番わからないんだけど。まあ、ルアも、こう言ってくれてるし、いいか!


そうした出来事があったんだが、俺たちは、夕食をもらい、部屋に戻ってきた。


「でも、あの人今後はみなと様に絡んでくるのではないでしょうか?」

「そうかも、めんどくさいなぁ。でも、ルアがあっちに行くなんて、言ってくれないでよかったよ。」

「当然ですよ!私はみなと様のメイドですから!」


ありがたいお言葉、ありがとうございます!今後もこの可愛さは、絶対に守らないといけない、いや、俺が守る!


そう、俺が決意したときに、ルアは聞いてきた。


「でも、あのときのみなと様そんなに力を込めてあの人の手を掴んだんですか?」

「いや、そんなことないと思うんだけど?それなりに力は込めたけど、あんなになるのかなぁ?」


そこなんだよ、俺が気になるのは。なんで、あんなことになったんだろう?力が上がってるのか?でも、そんなこと全く感じないんだけどな。


「もういいよ、あいつの話題はやめよう。それより、ここのご飯はいつも旨いな。」

「でしょ!」


なんて、話しながら、俺たちは、楽しい時間を過ごした。


そして、次の日も、俺は魔力を扱うことはできず、途方にくれていた。もう、おれには、魔法が使えないのか?


「なぜ、魔力がでないの!?全然分からないわ!」


ミレイさんのキャラもぶれだした。これが素か?まあいいけど、


「明日から、力コースに行ってもいいですか?」

「そうね、魔力が扱えないと、魔法が打てないからね。私からも、理由を伝えておくから、明日からはそっちに行きなさい。」


俺のコース変化はあったが、他の人は徐々に強くなっている気がした。


午後からは、ルアと座学だった。この日も順調に覚えることができ、俺は、ほぼ全ての字を理解できるようになった。座学は、順調に行くんだが、なんで、訓練はうまくいかないんだろうな?


「みなと様!明日からはこの城からでて、城下町などを、見て回りましょうか!」

「え、いいの?いい加減城下町も見たいと思ってたんだよね。」


嬉しい報告だった。ルアと二人で城下町デートだ。テンションが、上がらない訳ない。


「なら、明日はよろしくね!」

「はい、楽しみましょうね!」


趣旨が若干違う気がするけど、楽しんでもいいよね?そうして、今日も平和に終わった。いや、明日からはガイスさんのところで力コースか。あいつがいるところだ。気を付けとかないとな。


「そういえば、ステータスは、変化ないんですか?もしかしたら数字が出てるかもしれませんよ。」

「え?これって変わるもんなの?」

「はい!レベルが上がったり、訓練したりすると、ステータスが上がったり、逆もありますけど、変化はしますよ。」


そう言うので、俺は、手からステータスカードをだした。これは出せるんだな、


高橋みなと レベル1 16歳 男

種族 ?

職業 ?

使用武器 なし

体力 ?

攻撃力 ?

防御力 ?

魔力 ?

俊敏力 ?

スキル 「最強」

称号 最強 やる気なし


「「あ!」」


なんか、不名誉な称号増えてる!しかも、分かったぞ!これのせいで、魔力の扱いができなかったんじゃ?


「ルア、これの効果みたいなのは分かる?」

「本人なら、そのスキルの効果が頭のなかで理解できるようになっているはずです。あれ?言ってなかったですか?」

「言ってなかったよ!それ大切なことでしょ!」

「す、すいません。忘れてました。」


まず称号の最強を俺は、調べた。けど、出てきたのは、


《最強…最強になる。》


そんなこと、分かっとるわ!じゃあ次だ、


《やる気なし…自分が興味あるもの、頑張りたいことしか、真の力を発揮できない。》


たしかに、コースは勝手に決められて、やる気なかったし、ルアとの座学は、興味あったし、楽しかったから頑張ったけど、称号になるほどひどくねーわ!


「どうでした?何か分かりましたか?」

「あぁ、分かったぞ。」


そして、俺は、称号の説明をした。


「どちらも聞いたことがないですね。まあ、私の座学を頑張ってくれてるのは、嬉しいですけど。」


可愛いけど、今はそれどころじゃない!問題はスキルだ、こっちはまともなんだろうな!


〈「最強」…全てのステータスで、並ぶものはいなくなる。また、どんな状態異常も効かなくなる。もはや、神以上。〉


な、なんじゃこりゃ!そんなスキルなのかよ!そりゃちょっと強く握っただけで、あんな痛そうにするわ!


「驚くなよ、ルア。スキルの「最強」は、並ぶものがいないらしい。それに、状態異常は効かない。神以上だってさ。」

「へ?」


そういって、ルアの動きは止まった。そりゃそうだろう。今、目の前には、魔王より、恐ろしい存在かもしれない人がいるんだからな。これで、俺は、誰からも怖がられる存在になったわけか。


「今までありがとな、ルア。俺は、ここから出ていくよ。ルアには、世話になったけど、最後に怖がらせてすまなかったな。」


そういって、部屋から出ようとした俺をルアは引き留めた。


「いや、そんなことはないです!むしろ、他の人なら怖かったかもしれませんけど、みなと様なら安心です。さっきのは、驚きすぎて、声が出なかっただけです!なんですか!神以上って!」

「そうだったのか。よかったー、ルアだけには嫌われたくないからな。」

「大丈夫です!私はみなと様のこと、嫌いになんてなりませんから!」


そ、そうか。なんか、告白みたいだな。そんなつもりはないだろうが、安心したら、急に眠たくなってきた。今日は色々あったからな、


「まあ、今日は夕食はいいや、疲れたから寝るね。明日は、よろしく!」

「はい、私も疲れました、明日からはもう少し、やる気出していきましょうね!」

「それは無理かも、お休み!」

「はい!お休みなさい、みなと様!」


そうして、俺は眠った。


そう思ったけど、気がついたら、何もない真っ白な部屋に座っていた。


「なんだこれ?つーか、ここどこ?なんにもねーな。」

「うるさいなぁー、誰じゃ!」


そういって、真っ白な服を来た、幼女。THE幼女が現れた。


「誰が、幼女じゃバカタレ!THE幼女ってなんじゃ!お前よりは年上じゃ!」


なんだこいつ?うるせーな。


「お前のせいじゃろーが、謝れ!今すぐ、私を幼女と言ったこと、謝れ!」

「えーと、ごめんなさい?」

「なんで、疑問系なのじゃー!まあいい、お前は誰じゃ?」

「人のこと聞くときは、まず自分からだろ。まあ、幼女だから許してやる。俺は高橋みなとだ。」

「次幼女って言ったら消す!」

「あ、悪いな。つい出ちゃったわ。」

「それの方が、悪いじゃん!私は神様じゃ。」


え?神様?



ここのコメント考えるの難しいですね。っていうコメントでここを埋めるやつ。

まだまだ頑張ります。

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