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「最強」スキルは俺専用です!  作者: うきを
一章 転移先「ディセカ」
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ステータス

今回はステータス回です。色々と出ているので、ある程度理解してくれたら幸いです。分からないところは質問してください。

「へ?何これ?」

「どうしたのですか、みなと様。私にもステータス見せてください!」

「ちょ、ちょっと待って!」


やばい、なんだこのステータスは!?そもそも、?が多すぎだろ!名前や、年齢とかしか、分からないじゃないか!どうする、これ?とりあえず、ルアに説明をしてもらうしかない!


「ルア、ステータスカードの説明をしてくれ。」

「は、はい。分かりました。まず、名前、年齢、性別はいいですね?」

「うん、そこは分かる。」

「レベルはその人の、成長度合いです。低い人ほど、その職業での経験が浅いということになり、高い人ほど、その職業での経験が多いということです。」


まじかよ。俺は職業?なんだけど、職業に就けてるのか?これ。


「う、うん、それで?」

「使用武器は今使っている武器です。装備している人は、その武器が、装備していない人は、なしと出るはすです。」

「それは当然だな。問題は次からだけど。」

「まず、体力などのステータスの兵士の平均は、1000ぐらいだと言われています。強い人で5000ぐらいかと。」


そうか、俺は?だから、これは強いのか?戦ったりしないと分からないのかな?


「体力はその人の動ける力です。これは元の体力がどれくらいかによって、持久力などが、変わってきます。しかし、これと生命力は関係ないので、注意が必要です。


攻撃力はいわゆる物理攻撃の強さです。これが高いほど、武器を使ったとき、素手で殴ったときに、相手に与えるダメージに関係しています。


防御力は攻撃力と反対で、物理攻撃によるダメージがどれくらい効くか、ということに関係しています。防御力が攻撃力より高かったら、ダメージが通らないのかと言われたら、違うのですが、それでも、効きにくくはなります。


魔力は魔法に関わってきます。これは簡単に言うと、攻撃力と防御力が合わさった物の、魔法版ということになります。これが高いほど、連続で魔法が打て、魔法の威力が上がり、魔法が効きにくくなる、というわけです。魔法が打てるかは、スキルがあるかどうか、が重要なのですが、それでも素質という面ではここが大切です。


俊敏力は、動ける速さです。これが高いほど、速く動けます。あと、動体視力もこの数値が関わってきます。この数値が高いほど、より、速いものが見えるというわけです。」


一応説明は聞いたが、これ、俺のは全部?なんですけど?どうなってるん?いいのか悪いのかさえ、分からないのは厳しいな。



「そして、スキルはその人の技能です。なにができるのか、何が得意なのかが、ここに書かれています。スキルは大きく分けて二つ、一つめが、一般的なスキルです。これは、取れるかどうかは別にして、取れない事はないスキルで、特徴は、スキル名の横にレベルがついていることです。この数値で、それがどれくらい、できるのかが分かります。最大は10らしいです。一番高いスキルレベルの人が10らしいので。


そして二つ目がユニークスキルです。これは一つめとは違い、その人個人しか取れないスキルで、何かを長い間やり続けてスキルになったものや、生まれたときからあるものもあります。これの特徴は、スキル名の横にレベルがついていないことです。どれくらいできるかは、その人次第ということになります。」


俺は頷きながら聞いていたけど、ようするに、俺の「最強」スキルはユニークスキルってことか。まあ、よーわからんスキルだけど、強いってことは確かだろうな、「最強」だし。


「称号は、その人が何をしたのか、その人自身の特徴、がわかります。特別なことしか称号にはなりませんが、「○○を長年し続けた」などが出る場合もあります。また、ユニークスキルが、ある人はここに、それの名前が出ます。」

「おう、そうか。」

「最後に獣魔がいる場合は、獣魔という、欄がでます。そこには、名前、種族が書かれます。これがステータスカードの説明です。」

「長いこと、ありがとうな。」

「いえ、みなと様のお願いですから。それで、その、みなと様?」

「ん?なんだ?」

「みなと様のステータスを私に見せてくれませんか?私のも見せるので。」


な、なんだと?ルアのステータスが分かる!?年齢とか、分かっちゃうの?でもな、俺のステータスは明らかに異常だしな、見せても大丈夫かな?先に確認はとっておくか、


「ルア。それはいいんだけど、俺のステータスはちょっと異常だけど、それでもいいなら、はい。」

「またまた、異常って強すぎるってことですか?では、はい、これが私のステータスカードです。」


そうして渡してきたのはステータスカードだったが、今、手から出してたような?


「なあ、ルア?今このステータスカード、手から出したよな?」

「あ、そうでした、ステータスカードは一度読み込むとその人は、体の中に取り込むことが出きるのです。

「へぇーそうなんだ、すごいな。」


そして、俺たちはお互いのを見あった。


ルア レベル12 14歳 女

種族 メイド

使用武器 なし

体力 450

攻撃力 300

防御力 300

魔力 1200

俊敏力 1500

スキル 家事レベル3、水属性魔法レベル2

称号


意外と、高かった。特に職業がメイドなので、家事レベルが、3なのも分かる。けど、この水属性魔法ってのは、何でなんだろう。メイドっていっても、異世界だし、戦ったりするんだろうか?


でも、さっきからルアが静かすぎる。確かに俺のステータスはおかしいけど、何か反応をとってほしいんだけど。


「な、なんですか、これは!みなと様のステータス!こんなの見たことも聞いたこともありませんよ!?多いし、スキルも称号も「最強」だし、異常にもほどがあります!」


静かだと思ったら、驚いて声がでなかっただけか。安心したわ。


「俺もわからん。俺が言えるのは、調べ結果、俺のステータスがそれだった、ってことだな。」

「はあ、こんなステータス絶対にみなと様だけですよ!」

「けど、俺以外にも、勇者はいるんだろ?なら、そいつらも、もしかしたらそうかもしれないじゃん?」

「うっ、まあそうですね。どうします?確認でもしに行きます?」


ちょっと薄ら笑いを浮かべているルア。可愛いんだけど、ちょっと怖いな。俺のステータスが異常なのは分かってたけど、そんなに、なのか。


「いや、別に興味ないからいいや、それよりさ、今後の予定とか分かる?」

「明日からは、訓練が始まります。それに、この世界の常識や、他の国のことなどの座学もやるみたいですよ。」


めんどくさいけど、他のクラスメートのことも知りたいしな。どうしようか悩んでいると、


「訓練の方はどうにもなりませんが、座学なら、私でも教えることはできますけど、どうします?」

「え?俺的にはその誘いは嬉しいけどさ、メイドとしての立場は大丈夫なの?さっきの食堂みたいなことになるんじゃ?」

「見てたんですね。大丈夫です。私がどうなるよりも、みなと様と一緒にいたいですから。」


何て嬉しいこと言ってくれるんだ!もうどうでもいいわ、これからはルアのことだけを守るようにしよう。次あのブスがなんかルアに、気にさわることいったら、本気で潰しにかかろう。


「ありがとう、でも、ルアが傷つく可能性があるなら、俺はいいよ。それよりも、毎日訓練や座学が終わったら、話をしてくれる?」

「そんなこと、当然じゃないですか。私でよければいつでもいいですよ?」

「なら、毎日ここに、来てくれ。」

「わかりました!」


そうして、俺たちは明日から始まる事の準備をするために一旦解散になった。明日から始まる訓練で周りのやつらの力を見極める。そして、座学もある程度受けるか?まあ、出ていくことは決定事項だし、いつのタイミングになるかは、まあ、その時の気分次第だな。


俺は、どんな国や、どんなものに出会えるかワクワクしながら、眠りに着いた。

読んでいただきありがとうございます。まだまだ、頑張っていきます!

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