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「最強」スキルは俺専用です!  作者: うきを
二章 盗賊のクエスト「ラベン」
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ドラゴンの子、アイラ

ドラゴンの人化はロマン

パパ!?誰がって、俺しかいないか。いや、パパって言われてもなあ、 まだ16歳だけど。


「えーっと、パパって俺のこと?」

「そうだよ!パパはアイラのパパだから、パパ!」

「そ、そうか。」


アイラって名前は、良かったんだな。それは安心したけど、パパか、別にいい気がしてきたぞ。


「その、アイラはなんでここにいたか分かる?」

「うーん、分かんない!」


そうか、気づかないうちに捕まってたのか。なら、もともとどこにいたか分からんし、俺が面倒を見るしかないよな。


「あー、えっと、俺はみなとで、お前のパパ?かな、まあ、そんなところだ。」

「うん!よろしくね!パパ!」


元気いいな。でも、0歳ってことは生まれたてか。なのに、こんなに喋れるのか。凄いな。それか、この言葉はドラゴンは、すぐ話せるようになるのか?あ、ちょっと待って。もしかして、転移してきた人は、自動的に言葉が、翻訳されるのか?だって、こっちの世界に来たとき、いきなり言葉が通じたからな。まあ、今は分からないか。


「アイラは、生まれてから、何日ぐらいか分かる?」

「うーん、ちょっとだけ!かな?」

「そっか、とりあえず、ここから出るけど、一緒に来る?」

「うん!パパに着いていく!」


とりあえず、外に出る前に、この子に服を着せるか。いや、ドラゴンの姿になってもらうか。


「なあ、アイラ。さっきのドラゴンの姿になることはできる?」

「うん!やってみるね。むむむー、うーん、できなくなっちゃった!てへへ!」

「そっか、なら、服探さないと、でも、ここにあるのはそんなに良さそうじゃないし、そっか、俺の服でいいじゃん。」


そう思って、俺は来ていた服を脱いだ。これは、日本から来ていた服だ。よく考えたら、これ洗濯してもらってたのか?城では、替わりの服はあったけど、後で、ルアに聞いとこ。


「これでいい?俺が着てたやつだけど。」

「うん!パパのにおいだー!」

「ちょっ、やめて!汗くさいかもしれないから!」

「大丈夫!パパのにおいは、いいにおいだよ!」


そ、そうなのか?自分ではよく分からないしな。まあ、アイラがそう言うならそうなんだろう。そう信じないとダメだな。


俺は、上半身裸になったけど、別に気にしないので、そのままでいいかなと思う。町にも上半身裸の人いたし。


まず、ここにある宝物とかはどうしようかな。もらってもいいよね。そう思ったけど、意外と多かったので、高そうなネックレスなど、小さいものを袋に詰めれるだけ詰めた。残りはいいや。これだけでも相当な金額になるはずだから。


あとは、盗賊たちだな。俺は、頭を倒した部屋に行って、ケロイがちゃんと、縛っているか見に来たけど、ちゃんと縛られていて、ケロイもいた。


「じゃあ、今から冒険者ギルド行くから、お前は先に行って状況を説明してきてくれ。」

「は、はい!」


そうして、先にケロイを行かせた俺は、ゆっくりと国に戻っていった。アイラは、見た目5歳なので、歩幅はちっちゃくて、そこも可愛かったんだが、時間がかかるので、肩車したら「キャハハ!高い高ーい!」と喜んでくれたので、そのまま帰った。帰り道にモンスターと出会うこともなく、安全に帰れた。


門からは入るときにケロイはいて、門番に説明を説明をしていた。てか、そんなに俺の言うことちゃんと聞く?そこまでして、俺にやられたくないの?


「すいませんが、冒険者ギルドの職員を呼んできてもらえませんか?こいつ、盗賊なんですけど。」

「え!?盗賊を倒してきたんですか?分かりました!すぐ呼んできます。」


そうして、門番は走っていった。すぐに職員の人が来てくれたので、俺は倒したことと、捕まえていることを説明し、すぐに兵士を何人か連れて、洞窟に行ってもらった。ケロイは、その場で自首をしていた。俺は、そのまま冒険者ギルドに行った。


「あの、クエストをやって来たんですが。」

「え!?だから、さっき門番の方が走ってきたんですか!ちょっと待っててください。今確認にいってるので、座っていてください。」

「分かりました。」


そういえば、アイラのことをどう説明するか考えてなかった。ルアとの約束の7時まで時間があってまだルアはいなかったので、俺はアイラと話をしていた。


「なあ、やっぱり、もとに戻れない?」

「うーん、どうやってこの姿になったっけ?覚えてないんだぁ!」

「俺が頭を撫でたんだよ。こういう風に。」


そう言って、俺がアイラの頭を撫でたら、また、一瞬光ってドラゴンの姿になっていた。幸い、他の人には気づかれなかったので良かった。


「あ、戻った。俺が撫でたら、変われるのか?」


すると、アイラは今度は翼をバタバタとならしていた。こっちの姿だと喋れないらしい。0歳だし当然か。というか、まだ人間の姿を見て、0歳なの信じられないんだけど。もしかして、人間側の成長は早いのか?それは嫌だな。まあ、今は分からないか。


待っていたのだが、すぐに職員の人が帰ってきて、驚いていた。


「みなとさん!本当に倒してくれたんですね!」

「まあ、一応倒しました。」

「ありがとうございます!」


と、そんなに困っていたのか。あれでも、他の人からしたら、強い方なのか。俺が規格外すぎてよく分からないわ。


「でも、なんであんなに盗賊たちは怯えてたんでしょう?」

「し、知りませんよ。あの、指名手配の方の報酬は、どれくらいなんでしょう?」

「40金貨です。」


え!?そんなにもらえるの!?俺は、このクエストでちょっとお金持ちになってしまったかもしれない。



みなとたちが、お金持ちになりました。

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