5章の人物紹介
本編は多分来週あたり。
オルラン・タリニス
162cm 53kg 15歳
見た目に特徴らしい特徴がない極普通の金髪の少年兵。ギフト「聖杯」を持つ人類最強格。所謂「例外」枠の一人のはずだったが、色々と不足あって予定よりかなり弱くなっている。タリニスの研究所が偶然発見したギフト所持者で、特殊なものと判明以来徹底した教育が施される。結果、感情の起伏が全く無い命令通りに動く機械のような人間となる。勇者としては完全に失敗しており、不完全な状態で主人公と交戦し命を落とす。ちなみに交戦中に魔法を無詠唱で使っているのは魔剣の能力。
リスタリーナ・ジ・レイナンド
170cm 61kg 28歳
ギフト「犠牲」を持つハスタニルの護衛。愛称は「リア」。幼少の頃、生まれた村が自然災害で道が無くなり食糧不足が直撃、村一つが壊滅するも親兄弟の死肉を食ってでも生き延びた過去を持つ。
ギフトの為に利用されていると思いつつハスタニルの護衛として傍に仕えるも第一皇女に毛嫌いされた為、対白石亮の捨て駒にされる。
アクアリア・ロドル・ディバリエスト・ディバリトエス
169cm 55kg 28歳
ディバリトエス帝国第一皇女。才色兼備の女傑。過去に我が子を殺した件で「冷血女帝」と一部で囁かれる。実際は夫となった人物はアクアリアの配下であり全てが狂言。殺したのは何の関係もない赤子で、命を奪う為に買われた子供である。全ては弟達を脅かそうとする要因の排除の為に行われており、弟の誰かが皇帝の座についた後もその安寧を願っての行動である。真性のブラコンで「弟三人もいるんだから一人もらう」と父親である皇帝を絶句させた。
アロウフト・ロドル・ディバリエスト・ディバリトエス
177cm 63kg 52歳
現ディバリトエス帝国皇帝。帝国の真実を知ったことで自分の血なまぐさい継承が無意味と知り覇気を失う。以降はディバルの思う通りの傀儡となり血筋を残す道を選んだ。せめて我が子達だけは、という想いも虚しく空回り、帝国の存続については関心がなく、むしろ「滅んだ方が良いのでは?」とすら思っている。
ディバル・ロドル・ディバリエスト・ディバリトエス
181cm 37kg 722歳
ディバリトエス帝国初代皇帝にして二人目の厄災。元の名前は「ディバル・リトエス」で、建国の際多数決で付けられた国名に対抗して今の名前になった。異世界人のまとめ役となり責任を負う立場を引き摺り続けた結果、最初の厄災となった同胞への贖罪から同じ道を歩む。異世界人に対する同胞意識が異常に強く、無条件で信頼する傾向にある。「世界」に対する異常な憎悪を世界にまで向けており、人の世が安定しないよう働きかけている。
リーオ・ハロ・シヴァウェリ
179cm 71kg 31歳
ディバリトエス帝国ロイヤルガード序列第9位の槍使い。赤い髪と自動防御付与の赤い槍に因んで「赤壁」の二つ名を持つ。「堅牢」のギフトを所有し、魔法武器である紅殻壁の槍の効果も合わさって防御だけならロイヤルガードの上位にも引けをとらない。「変・身」のカードでリヴァイアたんに変身した主人公の一撃で槍ごと頭を叩き割られる。即死せずに苦しんで死ぬ結果となったが、一撃耐えるという快挙を果たした。
ラフィネ・ハロ・ルルズ
166cm 56kg 27歳
ディバリトエス帝国ロイヤルガード序列第11位の女騎士。長剣と盾とオーソドックスな装備だが、戦闘は不得意。「鷹目」というギフトを所持し、戦場を上空から見渡すことで軍を指揮する。個人戦闘力がロイヤルガードの中では最低であることから、一部「顔と体で地位を得た」と陰口を叩かれる。ウェーブのかかったセミロングのブロンドの髪でやや筋肉質なスレンダー。偽乳。
グリスタ・ハロ・ウスル
184cm 89kg 42歳
ロイヤルガード序列3位の重装戦士。スキル「決闘」を所持しており、条件付きで指定した相手を1:1のフィールドへと引き込む。相手の魔力量に応じた強化が同時にされる為、多少の格上なら問題なく撃破する。トレーニングが趣味で脳筋かと思いきや、案外頭を使うタイプ。赤の獣との戦いについては黙して語らず。
オヴィワル・ハロ・アジェス
178cm 77kg 36歳
ギフト「同調」を所持し、魔剣と自分の魔力を同調させ魔力化した剣を使う。物理的な障害を透過させることも出来る強力な一撃で序列一位まで上り詰めた。整った容姿を持ち紳士的な態度で他者と接するが、裏で策謀を巡らせるタイプ。地位や名誉を重んじる権威思考な人物。結構俗物。
モヒ・ハロ・ウィッヒ
196cm 74kg 34歳
序列7位のロイヤルガード。所謂後衛職に当たるが、冷静さに欠く性格な上にやたら喧嘩っ早い。またその細長さから「喧嘩もやし」とアダ名がついている。「神の見えざる手」により台詞もなく叩き潰される。
オプーラ・ハロ・シヴァウェリ
165cm 61kg 28歳
ロイヤルガード序列5位。男性だがロイヤルガードの中で最も身長が低く、本人もそれを気にしている。自分より背の低い男を殺せない厄介な性分のせいで序列4位を逃したことがある。割りと無口で思慮深く見られるが、恋人(幼馴染でもある)のことを考えているだけである。たまに6位になったりするが大体5位。
メフィレフィト・ロドル・ディバリエスト・ディバリトエス
144cm 36kg
享年15歳の第二皇女。侯爵家に嫁ぐはずだったが謀殺される。その侯爵家が序列一位オヴィワルの実家。




