表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

事の成り行き

──彼女、瑞稀が岡中と会う、2時間前の話



「で、マスター。今日はどんな人をスカウトさせてくれるの?」

瑞稀は皮肉ったらしくそう言った。

マスターと呼ばれた男はそれを気にするそぶりを見せず、口を開く。

「どんな人もこんな人もない奴さ。人生を失った奴のような容姿さ。」

「は?具体的には?」

「髪はボサボサ。唇は青く、肌はコモドドラゴンのようだ。目は気持ち悪く、顔色も悪い。そのくせいい能力だ。是非欲しい。」

瑞稀は情報を頭にインプットしておいた。

瑞稀は、どんな能力かは分かる癖に、誰か分からないと能力も不明という、欠点のある能力を持っている。

だから、瑞稀にとって情報は、組織の中で一番大切なものなのである。

情報を整理しながら荷物を準備していたので、体感時間的にそこまで時間は経っていないと思っていたが、十分経過していた。

まだ時間には余裕があるものの、瑞稀は瑞稀は足を外への踏み出した。

あぁ、何故世界はこんなにも穏やかに時間を過ごすのだろう。

そんなことを考えながら、彼女は歩き始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ