↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地獄の底の鬼嫁生活:人間を捨てた少女は、最凶の鬼に愛を知る  作者: 凪塩 未来


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

45/45

第三章 第40話:暴走の阻止と闇の終焉

第三章第40話をご覧いただきありがとうございます。

アストライアの地下深くに潜入し、影の交易会の首謀者と対峙したガルドたち。街の魔力炉を暴走させようと企む闇組織に対し、最強の王ガルドが魅せる圧倒的な力と、事件の爽快な決着を描く第40話をお楽しみください!

「ハハハハッ! もう手遅れだ! 古代の魔導エネルギー炉が解き放つ暴走の奔流はお前たちごときに止められ――」

影の交易会の最高幹部が狂乱の笑い声を上げた、まさにその瞬間だった。


ガルドが静かに一歩前へ踏み出した。

「この程度の澱んだ魔力暴走が、深層の底を統べる私の覇気よりも重いと思ったか?」


ガルドがゆっくりと右手を掲げると、その掌から溢れ出た漆黒の超重力波が、地下空洞全体を包み込んだ。

暴走し、激しい咆哮を上げて溢れ出しかけていた青黒いエネルギーの奔流が、ガルドの圧倒的な重力によって力ずくで一箇所へと押し込められていく。


「な……なに……!? 暴走する魔力そのものを重力で圧縮して抑え込んでいるだと……!? そんなの、神の領域の芸芸だ……ッ!」

最高幹部は目を剥き、あまりの信じがたい光景にその場にへたり込んだ。


ガルドがフッと指を握り締めると、暴走しかけていたエネルギー炉は「カチッ」と音を立てて正常な回転へと戻り、地下室には再び澄んだ青い光だけが穏やかに満ちた。

一瞬にして世界を救った最強の王は、何事もなかったかのように手を開き、冷徹な視線を幹部へと向けた。


由香はアルドの耳をそっと塞ぎながら、呆れたように吐き捨てた。

「あんたたちの浅はかな企みなんて、うちの夫の力の前じゃ羽虫の羽ばたき以下なのよ。大切な息子の睡眠を邪魔した罪は重いわよ」


「ひ、ひぃぃぃっ……!」

命乞いをしようとすがる幹部と手下たちに対し、ガルドが軽く腕を振るうと、圧倒的な衝撃波が一閃した。

交易会の男たちは一瞬でまとめて壁際まで吹き飛ばされ、そのまま全員が完全に気絶して沈黙した。アストライアの裏社会を牛耳っていた「影の交易会」は、文字通り手も足も出ずに完全壊滅したのだ。


騒ぎを聞きつけて駆けつけてきたアストライアの自警団や警備隊は、壊滅した闇組織と正常に戻った魔力炉を見て、絶句したあとに割れんばかりの歓声を上げた。

「す、すごい……! この街を救ってくれたのは、あの旅のご家族なのか……!?」


セフィルは興奮で震えながら、ガルドと由香の背中を見つめた。

「素晴らしい……! 力の支配ではなく、正義と家族を守るための圧倒的な力……! これこそが新しい時代の伝説だ……!」


平和を取り戻したアストライアの街。

腕の中で穏やかな寝息を立てるアルドを抱きしめながら、ガルドと由香は顔を見合わせ、晴れやかな笑みを交わすのだった。

第三章第40話「暴走の阻止と闇の終焉」をお読みいただき、ありがとうございます!


影の交易会の陰謀を一瞬で打ち砕き、アストライアの街を救ったガルドの圧倒的な無双を描きました。暴走する魔力炉すら力ずくで抑え込むガルドの強さと、夫婦の揺るぎない絆をお楽しみいただけましたら幸いです!

そして次回、第41話では、街の英雄となった家族に贈られる平和な宴と、さらなる未知の世界へと向かう新たな手がかりのエピソードに突入します……!


「ガルドパパの暴走抑え込みがかっこよすぎて痺れた!」「由香ちゃんの呆れ顔とコンビネーションが最高!」と思っていただけましたら、ぜひブックマークや評価、いいねをよろしくお願いいたします!

それでは、第41話でお会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。