貴族の襲来
第9話目です!!
あけましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします!
インビジがミルクとの戦いに勝利してから早一週間は経った頃・・・彼は平和な日常を見ていたのであった・・・・・・
特に大きなイベントが起きていなければ、やばい奴が姿を現したとか・・・そう言った情報は無かったので、彼は久しぶりに平和を楽しんでいた・・・
インビジ「・・・平和だなぁ~・・・・・・」
インビジはどうやら今は学校から帰っている道中であり、この上ない静な道を歩いていた。するとそこに彼の友達らしき人物が後ろから現れる・・・
「よぉ!!一緒に帰ろーぜ!!!」
インビジ「あ・・・マグネスト・・・・・・・」
彼の名前はマグネスト・・・どうやら、インビジがミルクに誘拐された後に気になるようになったらしく、ちょくちょくこういった感じで絡んでくるらしいのだ。
マグネスト「・・・お前、生きて助かっただろうけど外出はしていいのか?どうせまた変な奴が絡んでくるぞ?」
インビジ「いいんだよ。返り討ちにしたんだから・・・」
(まぁ前世の事を言ったって信じてもらえないだろうからな・・・我慢我慢)
マグネスト「・・・?どうかしたか?」
インビジ「いや、何も?それよりさお前・・・結構才能あるじゃん。俺なんて肉体強度ぐらいしか取り柄が無いのに・・・お前は自身の才能をより開花させて魔法を使うとか・・・カッコいいじゃん」
マグネスト「ははは!!!お前ほどじゃねぇよ・・・逆に考えればお前ぐらいだぜ?教師をあそこまでポカーンってさせたの・・・」
インビジ「そうかなぁ?・・・他にもいそうなものだけどね?肉体強度を主軸とする奴・・・」
マグネスト「まぁそうとは思うが、お前ぐらいだぜ?特化させてんの・・・」
インビジ「・・・?」
インビジはこれぐらい普通だろうと思っていた、でも他の奴からしてみればそれは異常であり、インビジはかなりの変わり者として見ることになるだろう・・・
インビジは授業の一環で魔法学を習う事があったが、試しに教師が的を準備してそこでどれぐらいの魔法を使えるかの簡単な試しをしていたのだ・・・
そこで、インビジは度肝を抜くことをしたのである・・・
先ず、彼はミルクにもやったように拳に魔力を軽く乗せて、そして正拳突きをかましたのであった。
するとなんということでしょう。的どころか後ろにあったデカい壁まで壊してしまったのです・・・
これには他の生徒達や教師陣もポカーンとするしかなかった。
そして、次の授業では『空中に浮かぶ魔法』という物をレクチャーすることとなる・・・・・・
教師陣が言うには空中に浮かぶときはそれぞれのパターンがあり、物を使って浮かび上がるパターンもあれば足に魔力を集中させそれで飛び上がり空中でとどまることが出来ればいいとのことらしい・・・
流石に空中で維持することが難しいというのもあり、皆は苦戦を強いられていたが・・・インビジはそう言った難題を軽々とクリアすることに成功する・・・
というのも、インビジは生まれた時から筋肉の量が一般人よりもかなりあるらしく、それでジャンプしようとしたらかなりの距離を飛ぶことに成功する・・・
高さは凡そ現実で例えるところのスカイツリーと大体同じ程度である・・・
それだけではなく、なんとあろうことかインビジは空中で自分自身をバランスを保ったまま維持することに成功する・・・
これには教師陣も全速力でインビジのもとまで上る羽目となり、肝が冷えたのだとか・・・
他にもあるらしいのだがここで一旦区切る。
マグネスト「・・・教師陣たちをあそこまで絶句させたのは間違いなくお前ぐらいだぜ?インビジ。一体どんなトレーニングをしたらこんな事になるんだ?」
インビジ「・・・え?」
インビジはどうこたえるか少し迷った。
何故なら前世の時もあっただろうから、自分はもしかしたら怪物扱いされてしまい疎遠になってしまうのではないかと警戒していたからであった・・・
・・・『才能』
それらのワードはまさしく呪いと化したのであった・・・
インビジ「・・・え、え~っと・・・秘密。正直余り言えないかな」
マグネスト「えーーー!!?ちょこっとだけ教えてくれても罰は当たらんと思うぜ・・・?」
インビジ「・・・」
インビジはどうこたえようかで迷ってしまった。
すると気づけばインビジは自分の家にたどり着いていたのを知る・・・
インビジ「・・・あ、ここらへんで失礼するね。」
マグネスト「・・・なーんだ、お前って秘密主義者なんだな・・・」
インビジ「秘密主義者でどうも」
マグネストは少しの間しょんぼりすると、帰路を急いだのであった。
インビジはそれを見届けると家の扉を開ける・・・
・・・
インビジ「ただいまー・・・」
「おかえりなさい~・・・ねぇインビジ?ちょっといいかしら?」
インビジ「なに?お母さん」
インビジの母親が彼に声をかけたのだ・・・だが少し不安毛があるようであった・・・・・・
またミルクのような厄介者が現れたのか?
インビジはそう考える・・・だが彼が思っていた以上に予想外の物であった・・・・・・
「・・・じつはね、ちょっと貴族の方が来ているらしくて、インビジと話がしたいそうなの・・・」
インビジ「・・・え?」
母親が言うには、一週間ほど前に起きたとされる廃墟となった王都が崩壊したことについて話があるとのことらしい・・・
その貴族は崩壊した王都から西へ離れた場所にある国のトップの方であったが・・・なぜここに?
インビジ「・・・とりあえず、話してみるよ」
「・・・うん、分かったわ」
インビジは意を決してリビングに入っていった。するとそこには青を主調とした豪華な服に白色を基調とした髪の毛をしていた貴族の方が紅茶を飲んでリラックスしていた。
貴族はインビジに気付くと、紅茶をテーブルに置き真正面に座るように誘導する。
「あぁ、君がインビジ君か。なぁにそんなに待ってないから・・・あ、座っておくれよ」
インビジ(ここ、本来は僕の家なのに・・・)
インビジは少し不憫に思いながら、とりあえず座ることにした。
インビジ「・・・それで話って何でしょうか?」
「おっと、要件いう前に私の名前は言っておこう・・・私の名前はグランツ・ホーエン。貴族の物だと思えばいいよ」
彼の名前はグランツ・ホーエンというらしく西の国の貴族らしい・・・
だがしかしインビジからしてみればそんなことはドウデモイイことであった。
インビジ「・・・グランツさん、とりあえず名前はわかりましたが・・・ご用件は?」
グランツ「せっかちだなぁ、まぁいいさ。とにかく要件はいおうか・・・」
そして西の国の貴族は少し口角をあげながら、こういったのだ
グランツ「・・・君、私の家の子にならないか?」
インビジ「・・・はい???」
インビジはそう言われると混乱するしかなかったのであった。
グランツ・ホーエン
王都から西に離れた国の貴族の一人。
王都が崩壊したとの情報が耳に入ったので来てみたらインビジの情報もゲットした。
そしてミルクを投獄した後にインビジの情報を・・・彼の住んでいる場所を特定して彼の家におじゃました。
どうやらインビジをかなり好いているようで同族からは『ショタコン』とか言われている・・・




