vs元仲間
第8話です!
今年もみなさんお疲れ様でした!来年もよろしくお願いします!!
ーーーーーーードォン!!!!ドォン!!!!
廃墟となった王都・・・そこは人は確かに誰一人もいない筈であった。だがそんな場所にて・・・・・・けたたましくもそぐわないような爆音が偉く響き渡っていた。
そしてその爆音の正体は文字通りの爆発であり、廃れた家や公共施設・・・さらには使われなくなってしまった道すらも爆破していく・・・・・・・
ーーーーーーーーードォン!!!!!!!
大きい爆発が巻き起こり、道路が破壊されてしまい砂煙が舞う・・・・・・そこに一人の少年が現れる。
そう、インビジだ
インビジ「ち・・・!!!」
すると、砂煙ごと撃ち抜くようにサッカーボール並みの火球が飛んでくる。
だがしかし、サイズはそれほどでも喰らってしまう物ならたちまちそこらじゅうで崩れてしまっている建物の様になってしまうだろう・・・・・・
でも、インビジはそれでくたばるほど柔じゃなかった・・・
何故なら、インビジはなんと片手で火球を掴むとそのまま投げ飛ばしたのであった。
インビジ「しつこい!!!!」
インビジはそういって砂煙の向こうめがけてぶん投げる。彼は意外にもかなりの余裕はあるそうだがしつこさに辟易していた様子であった。
ーーーーーーーボゥ!!!!!
すると、砂煙が一瞬にして消え失せる。そこに一人の少女が相まみえる・・・
彼女の名前はミルク・・・元は彼と同じパーティーメンバーであったが冤罪事件のせいで狂ってしまい、被害者であるインビジを躍起になって連れ戻そうと努力している・・・
・・・じゃあ、何故火球を投げているかだが・・・
ミルク「ねぇ!!!!!!私はインビジ様の為にすべてを捨てたんだよ!!!!何もかも・・・・・・・!!!!!!!それなのに何で拒絶するの・・・?」
「拒絶しようものなら力づくで大人しくさせなきゃいけないんだよ・・・?手足を爆散させて・・・監禁しなきゃ・・・・・・!!!!」(ハイライトオフ)
そう、彼女は単純に言うと狂ってしまったのだ・・・どうしても生まれ変わったというインビジを手元に置くべくして力づくの手段を取ることにしたのだ。
だけれども、現実は上手くいかない・・・・・・
ーーーーーーボンッ!!!!!
インビジ「しつこい!!!!!」
ーーーーバンッ!!!!!
ミルク「きゃあ!!?」
インビジはミルクが発した魔法である火球魔法の弾をなんと蹴り返してしまい、ミルクにあてたのだ。
轟音を立てながら、数メートルぐらいは吹っ飛んでしまい廃屋の壁にぶつかる・・・だが彼女は直ぐに体制を立て直す。
ミルク「・・・はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・・・やるじゃん、インビジ様・・・」
インビジ「あの時の僕とは違うんだ、こっちだって自分の人生という物があるんだ・・・だからほっとけよ!!!!なぁ!!!!!!!」
ミルク「・・・」
数秒の間、沈黙が流れる・・・ミルクは少しビビってしまっていた様子であったが、それは秒しか持たなかったことことでありすぐさまに狂ってしまう・・・
ミルク「・・・・・・・あははははははは???????インビジさまはあの親に何かされたんですか?私の記憶では少なくともそう言った乱暴なことなんて言わない筈なんですが・・・・・・」
「やっぱり、あの家族に何かされていますよねぇ・・・?やはり殺すべきか・・・・・・・」(ハイライトオフ)
インビジ「・・・」(カチンッ)
インビジはカチンと来たのかすぐそこに落ちていた石をミルクめがけてぶん投げた。だが彼女は避けることもせずにバリアで防ぐ・・・
ミルク「ひどいじゃないですかぁ・・・あれ?」
だがしかし意識が石の方に向いた途端にインビジが姿を消してしまった
どこだと感じた・・・その時
ーーーーーードン!!!!
ミルク「ぐぅ・・・!!!?」
彼女の背中がまるで何かによって強い衝撃波が加わったことで、余りの痛みで顔をしかめることとなった。その後にまたもや吹っ飛ばされることとなるが地面をえぐるように飛ばされたので直ぐに止まった。
その時に後ろにインビジがいるのをみたことで彼女は自身の身になにが起きたのかを理解することとなる。
ミルク(そうか・・・!!超スピードで後ろに回り込んで一瞬としてバリアが解かれた隙にタックルを仕込んだんですね・・・!!!)
だが考えた途端に、頭上に何かがいるのを見た。そうインビジだ・・・
これまた超スピードなことであったが、その目は・・・・・・殺意に満ち溢れていた。
そんなとき・・・ミルクは察してしまったのかもしれなかった。
ミルク(あぁ、そっか・・・私はきっとどこまでも、他者に責任を押し付ける愚か者でしかなかったのか・・・・・・)
ーーーーーーーードォン!!!!!!!
・・・
・・・王都、かつて栄えた街は一つの冤罪事件によって崩壊を迎えた。人がいなくなった今は誰もそこには近づかない廃墟であったが今日をもって更に崩れることとなってしまった。
王都の面積は現実で言うところの埼玉県と同じ面積であったが、それらの地面が連鎖的に崩れていった・・・・・・それはいくら自然的な大地震であったとしても決して起こりえないことであった。
だがそれは起こった。
廃墟となった王都はそうして崩れ、瓦礫の山しか残らない結果となったのであった。
そもそもな話、王都には人が住んでいなかったので政府はそこまで問題視していなかったが、念のため調査員を派遣することにした・・・すると、一人だけ生存者がいたらしい。
情報をどうやら無傷なようで聞いてみたところ、『知らない女性の人に誘拐されてしまいここにいた。そいつがどこにいったかは知らない』とのことらしい・・・
そして多数の事情聴取をされたのちに軽い検査だけをして、その生存者は解放されたのであった・・・・・・・・・
・・・
「インビジ!!!!無事だったか!!!!!」
「おかえり・・・!!!心配してたのよ・・・」
インビジ「・・・ごめんなさい、誘拐されてしまってそれで・・・」
「いいんだ・・・インビジが無事でよかった・・・・・・本当に・・・よかった・・・・・・・・」
「とりあえず、ご飯食べましょう・・・!!!!今日はインビジの好物であるハンバーグ焼いたのよ!!!」
インビジ「ありがとう・・・!!!」
・・・
廃墟となった王都・・・そこでは少しそぐわないような一人の貴族が歩いていた。
それはまるで何かを探すように・・・・・・
「・・・お、いたいた」
ミルク「・・・・・・・」
「おーい、生きてるかーい?折角の可愛い顔が台無しだwまぁ自業自得ってことだ。これで十二分に頭が冷えるといいが・・・」
「・・・少なくとも君は不老不死なんだろ?それで死ぬとは思わんが・・・」
ミルク「わ、私は・・・・・・あの人の・・・」
「・・・やれやれ、所詮は手のひら返しの無責任野郎だったわけか。」
ーーーーーーーグサッ!!!!
貴族は倒れているミルクの腹に剣をぶっ刺したのであった。
ミルクは苦痛を感じる・・・
ミルク「あ・・・・・・・がぁ・・・!!!?」
「さっきも言ったが不老不死だろう?大丈夫さ、治療はするさ・・・おーい!!!こいつを運んでくれないか?」
「了解です」
その貴族の付き人みたいなやつが彼女の事を運び出すとその貴族は一枚の写真を見て、不敵な笑みを浮かべながら去ったのであった。
「・・・インビジ・ローガン。指名手配となっていたミルク・フォーエバーを完全に無力化させた・・・だがそれと同時に廃墟となってしまっていた王都を完全に瓦礫の山と化した張本人であるとされる・・・・・・」
「・・・・・・実に面白い。少しあってみるとしようか」




