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愛の巣

第7話です!


こうした自分、なんも悪くないと思う奴どうでしょうかね?


(それは数年ほど前の事・・・インビジはあることを調べるため、町の図書館で調べ物をしていた・・・)




「あらら~・・・まだ、そんな歳でもないのに、勉強だなんて・・・この子は将来安泰ね」




インビジ「・・・」





インビジはあることを調べるため本や資料を集めて読んでいた・・・その本の冊数は余裕で10冊は超えていた・・・・・・だがしかし、彼は勉強しに来たわけでは無かったのだ。


そう、彼は自分が死んでからあれが一体どうなったのか気になってしまい調べることにしたのであった・・・





インビジ(・・・赤ん坊の時にあの王都には近づくなと警告されたが・・・今はあれがどうなっているとかは知らないことでだ・・・)





そう思いながらもページを一つ一つめくる・・・すると有力な情報を手に入れた。





インビジ「・・・!!!」




『王都壊滅・・・そして滅亡』



『きっかけは一人の青年が冤罪によって処刑されてしまった時であり、その処刑日の4日後・・・あるグループが暴れまわり待ちに壊滅的な被害をもたらした。その一日前も青年を冤罪に嵌めた黒幕とそれに協力をした警察官数名がそのグループによって処刑された。そしてそのうちの一人が町の中心で爆破事故を起こし、それが連鎖したのか・・・王都のインフラが止まってしまい、水・電気不足に陥ったことで住民たちは王都を離れざるを得なくなってしまった。統治していた政府機関はその翌日に王都の壊滅を発表。残りの住民たちも避難する事となりて、街は一週間も経たないうちに誰も寄り付かなくなるほどの廃墟となってしまった。』




『壊滅的な被害をもたらしたグループについては指名手配されているものの、今現在もみつかっておらず公安機関は更なる懸賞金格上げを予定している模様・・・』





インビジ「・・・まさか、あいつらの仕業なのか?確かにあいつらは王都ぐらい余裕で壊滅するぐらいできるはずだ・・・でも何故暴れたりなんか・・・」



    「・・・もしかして、今更情でも湧いてしまって感情的になったのか?・・・ふん、あんな薄情なペテン師に騙されて冤罪とは言え処刑されるぐらいなら最初から入らずにちまちま働いてても良かったな。それだったら少しはマシな人生を送れたはずなのに・・・」





インビジはそう吐き捨てた。まぁそう感じてしまうのは無理もないことであった・・・・・・だって彼は聖人でもなく、普通の感性を持つ人間。嫌なものははっきり嫌というし、空気を読むときはちゃんと読んだりするのだ。



どこかのハーレム漫画の様にただただ女性を肯定するだけしか能がない奴とは違うのだ。



そして彼はそのことを理解しつつ、本を閉じたのであった・・・



だがしかし、あることが彼の脳内をよぎってしまったのだ。




インビジ「・・・あれ?この本の通りだとするならば、もしかして・・・今でも俺の事、探してたり・・・?」



    「・・・」





    「いや、ないないない。絶対ない・・・少なくともあれからかなりの時間が経っているんだ・・・!!老衰か病気で死んでるんだと思う・・・良し、アイツらの事はマジで忘れよう・・・気にしていたら夜も眠れなくなってしまう・・・」





「ちょっと、そこの君?図書館では静かに・・・」




インビジ「あ、すみません・・・片づけたらすぐに出ますので・・・・・・!!」






インビジはそういうと本をせっせと片づけてその場を後にしたのであった・・・そして彼はあのパーティーメンバーの事はしばらく考えないようにしたのであった・・・



だがその数年後、あんなことになろうとは・・・彼は予想だにしなかったのである・・・・・・・




・・・





(そして時は現在・・・)




インビジ「・・・は!!?ここはもしかして・・・!!?」





ミルクによって瞬間移動テレポートをさせられてしまった、インビジは咄嗟に周りを見渡した。するとそこは廃墟で全部が廃れているとはいえどこか見覚えのある街並みであることが分かる・・・




インビジはそれを見て、まさかと思った。その時であった・・・






ミルク「インビジ様!!!」





インビジ「うげ・・・まさかここって・・・・・・」





ミルク「そうだよ?ここはかつての王都・・・でも今は廃墟となっちゃってインフラも止まってるの。でも大丈夫!!!!何故なら私の魔法で・・・水も食べ物も・・・すべて作れるから!!!!」(ハイライトオフ)




そういうとミルクは自身の持っていた杖から水やら既に調理済みの料理やらを取り出していく・・・どれも新品で真新しものであった・・・




ミルク「この魔法はね?死んでしまったインビジ様の事を思って作ったものなの~~~!!!・・・で、この街はね、もう穢れ塗れだから一度掃除したんだよ!!!!断捨離って実に素晴らしいよね!!!!」(ハイライトオフ)




インビジ「・・・」





ミルク「でね・・・?生まれ変わったインビジ様・・・?単刀直入に言いますけど、ここで私と一緒に暮らしましょう?でもいずれここに警察とか親が探しに来ると思うんですけど・・・」





インビジ「・・・おい、よしてくれ。家族は何mーーーーー」




ミルク「その時はもう、皆殺しにしちゃいましょう!!!!!私達の仲を邪魔する愚か者たちは皆、正義の鉄槌で裁かれるべきだと思うんですよ!!!!なんなら、今から遠距離で魔法をぶっ放して・・・」







―――――ードォン!!!!






ミルク「・・・・・・・・・・・・・・ふぇ?」





ミルクは急に顎に強烈な一撃が入ったが反応することが出来ずにそのまま空高く舞い上がってしまった。


何が起きたのか・・・そう、それはインビジがミルクをアッパーカットしたからだ





それに気づいた時は既にインビジから何十メートルも離れてしまい、そのまま城壁にぶつかったのであった・・・







ーーーーードォン!!!





それを確認したインビジは踵を返したが、その際に捨て台詞を吐くのであった。





インビジ「・・・お前はそうやって自分の犯した責任を結局他人に押し付けるサイテーな野郎だったんだな。がっかりだよ」




そうやって帰ろうとした時であった。彼は違和感に気付いたのであった。





インビジ「・・・うん?あれは・・・バリアか?」




王都の周りに薄いカラフルな幕が張ってあるのに気づいた、そうそれがバリアであると気づいてしまったのである・・・



これまたまさかと思い、後ろを振り向いた・・・そこにはさっきまで吹っ飛ばされたはずのミルクがいたのであった。





ミルク「・・・あはは?ごめんなさい・・・でもインビジ様を閉じ込めるにはこうするしかなかったんです・・・心苦しいのですが・・・・・・少々オイタはさせてもらいますね?」(ハイライトオフ)




インビジ「・・・どうやら、一筋縄で帰れそうにないなぁ・・・・・・・でもちょうどいい。ここでなら、存分に力を発揮できるからな」




インビジは拳をファイティングポーズをとる・・・それはかつての仲間であったミルクに向けたものであった。




インビジの戦闘スタイル




彼は基本的に徒手空拳を利用して戦う。だがそこに魔力などを乗せたりすると、威力が増したりする。


実は彼は生まれたころから魔力が尋常じゃない程に高く、それのせいでパワーが制御できずくしゃみで病院の壁をぶっ壊したのである・・・




今は何とかして制御できるようにはなったらしいが、それでも注意しないといけないのだ・・・




ちなみに体術のレベルは中程度ぐらい。



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