番外編 我欲が強過ぎた魔法使い
第17話目です
あの魔法使いに何があったのかが分かります。
(転生前・・・)
フェンリル「あ~~~・・・くっそ、金欠だわ・・・」
「なーーーんで、私はこうも魔法使いのエリートであるのにお金で苦しまないといけないのだわ!?」
当時のインビジ「それはお前が高いファッションとか買ったりしてるからだろ?そりゃ金欠にもなるわ」
フェンリル「ぐぅ・・・」
ミルク「週に何回も・・・そりゃなりますよ」
ある宿の中で勇者パーティの一員であるインビジ・ミルク・・・そして魔法使いであるフェンリルは今後のためにもお金の確認をしていた。
金銭の管理という物は難しいようで出来ないと、今後の生活においてかなり苦労してしまう。どの時代においても慣れないといけないことであるが、管理したところ、どうやらフェンリルはかなり金遣いという物が荒く、週2で高い服を買っている重度のファッション中毒者であった・・・
だがしかし、そんな彼女は魔法のスキルという物がトップクラスに高く、フルパワーの魔法を使った際にはそこらの都心の町をも壊せるレベルなのだ・・・
そんなものだから中々手放せない存在となっているのである・・・
インビジ「・・・っていうか、フェンリル・・・またリーダーたちのお金を横領したのかよ!!かんかんだったぞ~・・・」
フェンリル「う・・・うっさいわね!!!私からすればリーダーなんてどうだっていいの!!!綺麗であればそれでいいの!!!!それに・・・」
インビジ「それに?」
フェンリルは何かを言いたげそうであったが黙ってしまう。
フェンリル「・・・~~~!!!言わせるんじゃないわよ!!!!はずかしい!!!!!」
フェンリルは顔を赤く紅潮とさせると、そのまま逆切れするかのようにその場を後にした・・・
何故逆切れされたのかよくわかっていなかったインビジは首をかしげるのであった。
インビジ「・・・なんで逆切れされなきゃいけないんだろうね」
インビジには欠点があった、それは転生後も変わらないことであったが彼はそれを自覚していなかった・・・
そう、それは恋愛感情を読み解くことへの欠如であった。ようするに糞ボケということであった
ミルクはそこの所、理解してしまい内心愚痴をこぼしてしまっていた・・・
ミルク(見てわかんないのですか!?フェンリルさんはインビジの事が好きなんですよ~~~!!?)
インビジ「・・・?」
一方そのころ、フェンリルはただ
またひたすらに目的もなく街をさまよっていた・・・オシャレでもしたいのだろうと思っているが、インビジに指摘された通りのことをまたしてしまえば指摘されてめんどくさいことになるのは目に見えているので流石に自重していた。
だがしかし、それでもイライラはしていたのであった。
フェンリル(・・・くそ、インビジの奴・・・恋愛感情に疎いと聞いていたがここまでだったとは・・・実になんて腹立たしいんだ・・・・・・!!!)
(・・・アイツ以上の奴がいれば今頃私は・・・・・・)
ついうっかりであるが、インビジ以上の奴がいればと愚痴を思考の中でこぼしてしまう・・・だがしかし、そんな不満なんて一瞬で忘れるだろうと彼女はどこか楽観的なところがあった・・・
そんな彼女に一人の悪魔がやってくるのだ・・・
「よぉ、そこの彼女さん。おれっち金持ってるんだけど遊ばない?」
フェンリル「・・・はぁ?」
・・・
フェンリルはやらかしたのだ、金持ちとはいえあんな性格の悪い奴に真っ先に抱かれ・・・そしてパーティーに入れてしまったのだ。
抱かれた後のフェンリルは俗にいうメスに堕ちていたのだ。こういうのもあれかもしれないが体の関係がそれほど良かったのだろう・・・
しかし、この金持ちのチャラ男はインビジをとにかく邪魔だと感じ、冤罪を被らせ彼の社会的地位と肉体を完膚なきまでに殺したのだ。
チャラ男に抱かれたフェンリルはいい気味だと亡き後のインビジをあざ笑った・・・
だけれども、インビジが冤罪でありすべてがチャラ男の手のひらの上で踊らされていたと知ってしまうと、彼女は目が覚めてしまった・・・
フェンリル「汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い汚い!!!!!!!」
遊び人でクズな血を持つチャラ男と交わり、そしてすなおになれずにいつもインビジに対して暴言を吐いていた自分に対してかなりの罪悪感と嫌悪感を抱いてしまった。
全ては自業自得であった
そして彼女は自らの決心を付けた
・・・
「おぎゃぁぁーーーーーーー」
フェンリル「ウルサイ!!!!シネ!!!!!!」
ーーーードチュン!!!
あろうことかフェンリルは自身で産んだ赤ちゃんをまるで蟻んこでも潰すかのように殺した
あのチャラ男との子供には何も罪なんてないのは理解している・・・だけれども今のフェンリルからしてみれば汚らわしい汚物だったのだろうか。
でもそれで彼女の罪が許される訳なんて無いのだ・・・
フェンリル「・・・償わなきゃ・・・・・・永遠に・・・・・・・・・・・」
それからという物の彼女はただひたすらに世界をさまよう事となったのだ、ツンデレであったころの自分は捨ててしまい今の彼女には『無』しかなかった・・・
彼女はミルクとは違う種族であったが不老不死であった・・・そのため彼女は生き地獄を味わっている・・・・・・
だがかなりの年数が経った時・・・一筋の希望の光が見えたのだ。
フェンリル「・・・え?」
そう、転生したインビジがあの田舎町にいたのだ・・・姿かたちは違えど、それは傷心証明の彼であることが分かる・・・
それを見て彼女は狂った・・・
フェンリル「ふふふ・・・もうすぐ・・・・・・・もうすぐあいつに会えると思うとときめいてしまうわぁ・・・❤」
一方そのころインビジ(女の姿)は・・・
インビジ「な、なんか胸がデカいし、尻もデカいし・・・・・・これ、なんか10歳には見えないし・・・どうやってもどれるのかな・・・・・・?」




