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不穏なお話

第12話目です。


貴族グランツに勝ったインビジ・・・だが問題は空気も読めずくるようで・・・?


(貴族、グランツとの闘いから翌日の事・・・)




グランツ「・・・まさか、人生においてこれまで負けなしの私がほぼ一方的に負けるとはね・・・」



    「いやぁ、これで自分が見ていた世界というものがいかに小さいか分かってしまったよ!!!これからは世界の広さというものを更に実感するために更なる修行というものをやらなきゃな!!!HAHAHA!!!」




インビジ「・・・」




グランツ「なんだい?君が勝者なんだから、もっとうきうきしてもいいと思うのに・・・」




インビジ「・・・あのですね」





    「なんで、僕の両親がいるっていうのにそんな平気な顔出来るんですか?」




「・・・抑えろ、息子の前でみっともない姿は・・・」



「でも、あいつインビジを・・・!!!」






翌朝の事・・・グランツは戦闘不能で怪我を負ってしまったので客室のベッドの間で休ませられることとなった。まぁ怪我した状態で帰らされても貴族たちが阿鼻叫喚になること自体目に見えているはずなので怪我させて完全回復させる必要があった。


その間、インビジの父親が帰ってきて事の状況を理解してしまったのか、うっかり殴りかかりそうになっていた。


でも息子のインビジに宥められてしまい抑えた・・・



だがしかし、その間にもインビジの父親は手が出そうになっており・・・かなり緊迫した空気が流れていた・・・・・・





「インビジに怪我は?」




「・・・ないです」




グランツ「い、いやぁ・・・こ、こっちもちょっと大人げないと思っておりますんで・・・・・・本当にすいません」(汗)




「・・・もし、これでインビジに怪我を負わせていたなら構わずぶん殴っていた・・・」




インビジ「こんなところで流血沙汰は勘弁してくれよ・・・お父さん」




「も~~~❤しょうがないなぁ❤」





グランツ「うわきつ」





インビジのお父さんはかなりの親バカであり息子のインビジの事はかなり溺愛している。なのでこうやって止めに入るとあっさり怒りがおさまるのだ。

因みに母親も同じ・・・親バカである・・・・・・





「インビジは優しいわ~~~・・・❤さっすが我が息子よ!!!」





グランツ「・・・う~ん、これは親バカだ。ところで、インビジ?ちょっと話したいけどいいかな?」




インビジ「・・・まぁいいですけど」




グランツ「・・・あ、両親方・・・別に危害を加えようとするわけではないのでご安心を。まぁこの怪我ですし・・・動けないんで・・・・・・」





「・・・何かを企てるなら貴族と言えど容赦しないからな?」





グランツ「わ、分かってますよ・・・」





ひとまずグランツはそう言うと理解したのかインビジのご両親は部屋の外に出た・・・まぁ出たと言っても扉のすぐそばにいるのだが・・・・・・


まぁそんなことはさておいて・・・客室はインビジとグランツの二人だけとなってしまう・・・






インビジ「・・・それで話ってなんですか?」





グランツ「・・・単刀直入に聞くけど、あの廃墟となった王都・・・・・・そこで指名手配中のミルクを返り討ちにした・・・それは本当のことなのかい?」





インビジ「・・・・・・本当だったらどうなんですか?」





グランツ「いや、ただの興味本位・・・だけど、気を付けた方がいいかもね。」





インビジ「なにが何ですか?」





グランツ「・・・君は、国際指名手配書は見たことあるか?全国全体で指名手配されてるやつらの事を言うけど・・・」





インビジ「国際指名手配書・・・」





インビジは聞いたことが無かった、何せこの田舎町にはそういうのが出回っていなかったからだ


交番という者は一応存在するが、事件とかは起きていないので警官たちは暇なのである。





まぁ他国とかの指名手配書をわざわざ別国にて貼る必要があるのかって言われればNOであるため知らないのも仕方ないのかもしれない・・・






グランツ「・・・まぁここの町にはそういうのはなさそうだし、渡しておくよ。ご両親にも見せてやって」




インビジ「は、はぁ・・・」





グランツはそういうと数枚の国際指名手配書をインビジに手渡した。一枚目はミルク・・・インビジが倒して連行されたかつての元仲間であった。



グランツ(ミルク・・・かつてはいいやつだったのに・・・・・・)





そう悲観的に思ったインビジ・・・だがくよくよはしてられないので次の手配書を見た・・・だがしかし、それらを見た瞬間インビジは固まってしまったのであった。





インビジ(こ、これは・・・!!?)





そうそれは、かつての冤罪を信じてしまった元仲間たちであったことであった。それも全員であった・・・・・・


ここから導き出される回答はただ一つ・・・





かつての元仲間たちは暴走してしまい国全体に追われる犯罪者へとなり下がったことであった。


それを察したインビジは自分を死刑にまで追い込んだ仲間たちが今度は本当にそっちが本当の犯罪者になろうとはと・・・インビジはこれが皮肉であると思ってしまったのであった。




国際指名手配




他国全体を含めて追いかけている犯罪者の事を指す。だがしかしそうなってくると逃げるやつらは危険な魔法などを使ってくるため捕まえる以前に追いかけるのも危険を伴う。なので見つけた際にはそれ専門の部署に連絡して派遣してもらうのが基本だとされている。



第二級指名手配→町単位での指名手配犯。基本どうにかなる。犯罪者は一応ここが多い


第一級指名手配→一つの国全体を巻き込んで逃亡している指名手配犯。逮捕できないことはないがそれ相応のリスクを負うことを覚悟しないといけない。



国際指名手配→一番危ない。他国をも巻き込んだ捜査をする必要があり、かなりの実力者でないと止めるのがかなり難しい。


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