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クフ王のピラミッドに入ればピラミッド観光は完結するのか ⑩

ラフーンとハワラのピラミッドからそれほど遠くない場所にスネフル、つまりクフ王の父がつくったとされる最初のピラミッドがあります。

ここも異形ピラミッドのひとつとされ、偽りのピラミッドという別名を持っています。

実はマニアの中でこのピラミッドは非常に人気が高いです。

この形も当然その理由のひとつでしょう。

内部見学はできます。

そして、エジプトのピラミッドの中で内部見学のしやすさはここで一番と言っていいでしょう。

御多分にもれず加工通路があるのですが、とにかく広い。

赤ピラミッドの地獄を知っている者にとってここは天国です。


加工通路を下り終わると、この時代のものには珍しく平らな天井閉口通路があります。

実はこの上に隠された部屋がありました。

今世紀になって発見されたもので、そこはいつもどおり持ち送り式の天井の部屋となっています。

なぜ秘密の部屋がつくられたのかについては多くの説がありますが、個人的にはこここそが本来の玄室だったと思っています


ここはピラミッドの中心部分。

玄室になっても悪くはない。

そして、その奥につくられた現在の玄室部分よりも圧倒的に丁寧に作られているから。


ちなみ、現在の玄室は梯子を上った小部屋なのですが、石棺も木棺もありませんが、小さな穴から秘密の部屋が覗けるようになっています。


なお、周辺部には多くのマスタバ墳があり、そのいくつかには入ることができます。


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