表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/21

幕間 リナル・コナー

「いやぁ愉快愉快!」


 リナル・コナーは自室で笑っていた。


「王都の奴等が焦っている姿を想像しただけで笑いが止まらないよ!」


「旦那様、お気持ちはわかりますが……」


「あぁ、悪い悪い。 しかし、教会も悪手を打ったもんだ。 真の聖女よりも見た目を重視して偽物を担ぐなんてね」


 リナルが見ていたのは王都にいる友人からの手紙で王都の現状が書かれていた。


 それによると、現在教会は人手不足で大騒ぎになっているらしい。


 平民出身のシスター、そして司祭達が一斉に辞めてしまったのだ。


 おかげで教会の仕事は手につかずなんとか呼び戻そうとしているらしいが断固拒否されているとか。


 その原因となったのが聖女の追放というのだ。


「普通に考えて聖女を追放するなんてありえない話なんだけどね」


「えぇ、教会の上層部は王家とズブズブの関係と噂されておりますので多分王家に何か言ったんでしょうな」


「懲りないねぇ、父上の代の時も似たようなトラブルを起こして聖王教会からお叱りを受けたじゃないか。学習能力が無いのかねぇ」


 以前、王家は教会に対して介入をした事があった。


 それに対して大陸内の教会を束ねる聖王教会からキツいお叱りを受けた事があったのだ。


 そのせいで貴族の求心力は特に地方貴族は低下している。


 リナルも王家とは距離を置いているが、そもそも地方貴族を蔑ろにしている部分もあるので人気は無い。


「しかし、そうなると……、あのベラという子がもしかしたら聖女の可能性が高いね」


「確かに……、元教会関係者達が集まってきた理由もわかりますね」


「これは面白い事になりそうだ」


 そう言ってニヤニヤするリナルを見て執事は苦笑いしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ