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第46話「共和国滅亡」

天空…庭園の四阿に座する金髪の男…彼はジッと水晶玉を眺めていた。


「蝦夷町日向…思ったよりは頑張ったね…が、まぁ、使えなかったよ。」


水晶に映し出されていたのは燃え盛る蝦夷町の死体…彼はずっと殺し合いを見ていた…ケルピンの時も蝦夷町の時も…彼はずっと"血塗れの悪魔"の力量を推し量ろうとしていた…が、彼は感じていた…まだ"血塗れの悪魔"の本気は測れていないと…

そんな彼は溜息を吐く…


「さてと、彼らは上手くやれているんですかね…」


そう言うと彼は水晶を回し、見る場所を変える…次に写ったものは…


…ハルムーン共和国、王の間

その場には骸が大量に転がっていた…死に方は多種多様である。

その骸に座る男がいた。


「つまらねぇ、せっかく殺し合いが出来るのに…この弱さ…」


その男は筋肉質な体つきをしており、ボディービルダーにも負けず劣らずといった感じだ。


「しょうがないですよ。人間にはこれが限界でしょう?」


筋肉質な男に言葉を返すように奥から生首を持って、歩み寄るサラリーマン風の男…手に持つ生首には王冠が被ってある…


「しょうがない…だぁ?俺は心躍る死闘がしたいんだよ。佐久間さん。」


筋肉質な男はサラリーマン風…佐久間恭平に愚痴を零す…


「落ち着きなさい。濱口冬馬さん。殺し合いは後で死ぬ程出来ますよ。今は目的遂行してください。」


佐久間恭平は筋肉質な男…濱口冬馬に一喝をいれた…

すると、濱口冬馬は死体から立ち上がる。


「分かったよ…次は他の国でも滅ぼすか…。」


「…いえ、指令がありました。…"血塗れの悪魔"を7人全員で殺しに行けとね…」


その勢いをへし折るように佐久間恭平は答える。…だが、濱口冬馬は笑い、佐久間恭平も口角を上げる。


「へぇ、いいじゃん。"血塗れの悪魔"…力を見せてもらおうか…」


「面白い"物語"となりそうですね。」


2人の不気味な笑い声はハルムーン共和国の王城に木霊した。

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