表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/44

プロローグ




「私、恋をしてみたいんです」




少女の明るい声が、真っ白な空間で響いた。

太くしっかりとした白い柱が複数(そび)え立つ神殿にて、色素の薄い金糸の髪をサラリと流した少女が続ける。


「もし、次も人として生を受ける事が出来るなら……聖女だなんて名誉は要りません。剣も鎧も必要無い平和な時代で、平凡で優しい家族と一緒に過ごして……そして、素敵な人と――」


彼女は青い瞳を一層大きく輝かせ。


「胸がときめくような……恋がしてみたいんです」


と、眩い笑顔で告げるのであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ