怖い童話「目玉焼き」
怖い童話「目玉焼き」
僕が、朝ごはんを食べていると、
目玉焼きに目玉があった。
じっと僕を見ている。
僕は怖くなって、目玉焼きを残した。
「ダメでしょ、好き嫌いは」
ママは、怒ってその目玉焼きを食べた。
学校に行く途中、
片方の眼に眼帯をした女の子が立っていた。
じっと僕を見ている。
僕は怖くなり、走って逃げた。
次の日の朝ごはん、
また、目玉焼きがでた。
ママは、「絶対食べなさいよ!」
と言った。
目玉焼きの目玉が、じっと僕を見ている。
「えいっ、」
僕は目玉焼きを、箸でグジャグジャにして食べた。
学校に行く途中、
また、女の子が立っていた。
女の子は、両方の眼に眼帯をしていた…