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前編

開いていただきありがとうございます!

なんとなく書き始めたけれどかなり楽しいのでお付き合いよろしくお願いします。

『お前は第二王子ハズベル殿下を裏から支える人物になりなさい』


私は実の父親にそうやって言われて育った。いや、それしか言われなかったの方が正しいのかもしれない。




我がルーマ王国には2人の王子が存在する。



一人は第一王子ガレン・アーサー・ルーマ。アーサーとはルーマ王国建国の主要人物とされる軍人アーサーに由来する。ガレン王子はその名に相応しい人物だ。剣の腕において右に出るものはおらず、魔法もそこらの人よりは使えるらしい。ただし、極度の人間不信で有名で本当に信頼している人物しかそばに置かず、彼のことを一言で表すなら“笑わない氷の王子”といったところ。



もう一人はハズベル・クレイ・ルーマ。クレイとはルーマ王国の建国以前からこの地を守ってきた守護神クレイに由来する。ハズベル殿下は剣や魔法が長けているわけではないが、いつも笑顔で人々を魅了し彼の周りにはいつも沢山の人がいる。何かに長けているわけではないのに人がいるということは、それらは全て彼の人柄によるものだろう。



そして、我が家シルエラ侯爵家。ハズベル殿下の熱狂的な信者であり、第二王子派筆頭。



そう、今、この瞬間も、ルーマ王国は王太子の座を賭けて第一王子派と第二王子派の二つにパックリと分かれてしまっている。どちらが王に相応しいか。どちらが次世代のリーダーになるか。そしてその方を補佐し、自分が優位に立つのは誰か。




私はラフィア・シルエラ。シルエラ侯爵家の次女として生まれた。姉はハズベル殿下の婚約者。兄はハズベル殿下の直属護衛騎士。末っ子である私は_




ハズベル殿下の婚約者の侍女

つまり、姉の召使い




正直にいうと姉と私の相性は最悪。仲も最低。考え方も真逆。ちなみに、好きな異性の特徴も真逆だ。



そんなのだから私は姉に()()()いじめられてきた。貴族の集まるパーティーでは出来損ないと呼ばれ私の評価は地に落ちた。街に買い物に出ればよく分からない店の謎の物を買ってこいと言われ、散々探した末に馬車に戻るとそこには誰もいなかったなんて毎度の事。私が入れたお茶は「不味い」といってカップごと投げられる、「熱すぎる」といって頭からかけられる、「気に入らない」といって姉がそれに何かの液体を入れ飲まされる。ちなみにこの後は大体意識が飛ぶか立てなくなるか、気づいたら家の外なんて当たり前。



そんな姉を両親は叱りもしなかった。いや、むしろ全力で肯定して援護していた。理由は簡単、姉は王子と一家を取り持つ大切な道具だから。その道具を失わないようにする為ならば()()()()娘の健康とか、自由とか、そんなことはどうだっていいと思っているのだろう。



その結果、最初は私の部屋として与えられていた部屋もだんだんと隅に追いやられ、小さくなっていき、今では物置だ。冬は寒すぎる、夏は暑すぎる、毎日ビチャビチャに濡らされる為服もヨレヨレ。ご飯は残飯を貰えたら上等。しまいには、姉の気分によってサンドバックにされることもある。住み込みで働く掃除の使用人の方がいい暮らしをしている。



そんな生活も十数年続ければ次第に慣れてしまい、「助けて欲しい」とか、「認めてほしい」とか「自由になりたい」とか、そんな感情は全てなくなってしまった。




今日も災難な1日だった。1番大変だったのは夕食の時。



「ねぇ」

「はい、お嬢様」



お嬢様とは姉のこと。こんな奴のことをお嬢様と呼ぶごとに吐き気がする。



「ご飯、食べたい?」

「え?」

「だから二度も三度も言わせないで!ご飯を食べたいの!?食べたくないの!?」

「もちろん食べたいです!」

「……そう」



まずい。そう思ったが遅かった。姉は私の口にバッと何かを詰め込んだ。



「吐いたら許さないから」



なんだこれは!噛む度にグチョグチョと音がして落ち葉と腐葉土のゼリーみたいな物を噛んでいるような食感とナメクジと腐った生のジャガイモを合わせたのような味。



飲み込もうとしても喉が、胃が拒否をして戻ってきてしまう。吐き出してしまいたい!今すぐ口を洗い流したい!一体なんなんだ!なんでこんなことしてるんだ!!私が何をしたっていうの!?



ようやく飲み込んだ頃には体力を使い果たし、ハァハァと肩で息をすることになった。



「どう?美味しかったでしょう?」



ニタァと笑う姉は普段、社交界で笑顔の天使と呼ばれるとは思えない程気持ちの悪い、そこ意地の悪い、性格の悪さが浮かんでいた



私はギリっと歯を食いしばり立ち上がって礼をした



「……おいしい御料理を、お嬢様の手自らいただいて、大変光栄にございます」



そのまま顔を上げた私の頬を彼女の平手打ちが飛んだ。コレは避ける事は許されない事。そのまま黙って打たれる。



「あんたの、お前のその目が気に入らないのよ!!反抗的で挑戦的で!私のことを見下しているんでしょう!?」

「滅相もございません」

「嘘つけ!!!!」



バシッと再び音が響く



「ギラギラ光らせて気持ちが悪いのよ!!」



顔、お腹、頬、首、バシバシと音が鳴る。周りには他の侍女がいるにも関わらず誰も止めようとなんてしない。理由は簡単。止めようとしたら自分の生活が危うくなるから見て見ぬふりをする。




姉が落ち着いた頃には私の顔は熱を帯びジンジンと痛みに襲われた。姉は崩れた髪型を気にしつつ、ハァハァと荒い息をして自室に戻ってしまった。




「薬を買いに行こう」




深夜、屋敷のみんなが寝静まったところ、私は布をかぶって物置の自室を抜け出した。



屋敷の裏の塀の下には抜け道がある。そこを通って真っ直ぐ歩けば貴族街の向こうにある町の薬屋がある。




この薬屋はおじいちゃんが1人で営んでいるにも関わらず深夜でも開いている。逆にいうと昼間は開いていない珍しい店なのだ。




ドアをノックしようと手を伸ばした時、ハッと気づいた。中にお客さんがいる。私は人がいるとか動物が動いたとか、動きに敏感なのだと思う。だから今回も気づけた。お客さんがいるのに邪魔するわけにはいかない。でも薬は必要だ。少し、待たせてもらおう。



薬屋の横の路地に入り、窓の下に腰掛けた。窓からは光が漏れ、私の足元を照らしてくれる。



そういえばこの店にお客さんが来ているのは初めて見たかもしれない。



突然、その光が何かに遮られた。

驚いてパッと見上げるとそこには笑顔のおじいちゃんがいた。



「ラフィアちゃん、入っておいで。外は寒いでしょう?」



私は立ち上がって礼をしてから中に入った。




店の中にいたのは真っ黒のフード付きのマントをきた人だった。まだ若いのだろうが私より圧倒的に高い背と手首の筋肉、そして腰の刺されている男モノの剣を見るに多分男性だろう。



「今日はまた派手にやられたね。ほら、座りなさい」

「お願いします」



おじいちゃんは布の下の腫れ上がった顔にゆっくりと薬を塗ってくれた。

お店にいた黒い人が見ているような気もしたけれどあえて無視した。関わらない方がいいと本能が伝えているから。



「触ってはいけないからね」

「……はい。ありがとうございました」



もう一度礼をしてポケットから小さな時計を取り出した。

私にはそれの価値は分からないが物置にあったものだから多分大丈夫だ。お小遣いが貰えない私に優しくしてくれるおじいちゃんは大切な存在だ。こんなものしかないけれどお礼になっているのだろうか。



「ありがとう。ほら、早く行きなさい」

「お邪魔しました」



最初はいらないと言って受け取ってくれなかったおじいちゃんも最近は受け取ってくれる。「部屋の棚に飾ってあるよ」と嬉しそうに教えてくれるから私も嬉しくなる。

おじいちゃんは私の大切な人だ。ずっとずっと、元気でいてほしい。




それから2週間、私はほぼ毎日薬屋へ通うことになった。どうも姉と王子殿下の仲がうまくいってないそうだ。つじゃり、ただの八つ当たり。酷い話だ。



そして何故か黒い男は毎日薬屋にいた。

そして治療中の私にいろいろなことを話しかけてくる。

最初は真面目に答えていたものの途中からめんどくさくなり今では軽口を叩けるくらいになった。おじいちゃんは「仲良しだね」と言うけれど、仲良しとは違う気がする。



「おいおい、今日も来たのか」

「別にいいでしょ」



この男の名前はレヴェルト。職業とか薬屋にくる目的とかそんなのは何も知らない。でも悪い人では無いと思う。



フードをかぶっているから髪は見えないけれど、彼の目は透き通るような青色でとても美しい。



おじいちゃんもレヴェルトも私が叩かれる理由とかどこに住んでるとかそうゆうことは聞いてこない。多分話したら聞いてくれると思うけれど、触れてこないのが嬉しい。もし話してしまったら今までと同じ様には過ごせないかもしれないから。



「……首の腫れが酷い。魔法で治療してもいいかい?」

「ダメ!」



どれだけ腫れが酷くても、骨が折れようとも、魔法だけは駄目だ。体を回復させたり強化したりする魔法を使えばその使った部分に魔法陣といって痕跡が残ってしまう。そして、魔法陣からは独特の気配があふれてしまう為姉にバレてしまう。あんな姉でも、魔法の腕はトップクラスなのだ。ここに来ていることが見つかったら二度と会えなくなってしまう!



「そうか……」



おじいちゃんは一瞬考え込んでそれから私の頭を撫でそのまま首まで手を当てた



「無理してはいけないよ」

「大丈夫。じゃぁ私今日は帰ります。ありがとうございました」



’魔法は呪文を唱えなければ発動しない‘そんなの常識だったから私は気付かなかった。気づけなかった。まさか私の死角になる場所に小さな緑色の魔法陣がうかんでいたなんて。


その後は、屋敷に戻りいつもの様にそっと物置に入った。




事件が起きたのは次の日の朝だった。


姉に朝食を持って行くと姉はチラリを私の方を見てこめかみをピクリと震わせた。



「お前、その首のやつ見せなさい!!」

「えっ?」



何もないのに見せて何がしたいんだろうと思いながらも私は服をグッとはぐった。



「……まさか、こんな事をしているとは思わなかった。道理で怪我の治りが早いわけよね!だって、あなたには、屋敷の外に、協力者がいるんですもの!!!」

「なんで……」


分かったの?


バッと首を回して背中を見ると視界の右端に緑の何かがチラつく。


___魔法陣だ。でもいつ?どうやって?おじいちゃんもレヴェルトも呪文なんて唱えていなかった!にも関わらずどうして!?


姉は私をギロリと睨みつけると自身の護衛騎士を呼びつけた。



「この悪魔を地下室に連れて行きなさい」

「……はっ」


シルエラ家の地下室はただの地下の部屋なんかじゃない。いろんな()()が整っているのだ。


地下室には自分の足で歩いて行った。姉の護衛騎士はただひたすら下を向いてついてきただけだった。



地下室は一言で言えば『牢』だった。暗くて、ジメジメしていて、灯りは蝋燭一個。部屋の隅には苔が生え、天井からは所々水が落ちてくる。幸いだったのは私は幽霊を信じていなかった為怖いという発想にならなかった事だろうか。


騎士がくれたゴザを敷いてゴロリと寝転がった。重々しい扉の反対側には仕切りがあり、向こう側は、きっと想像している物があると思う。



「15年、か……」


私はこの時死という文字が近づいてきたのを感じ取った。











どれくらい経ったのだろう。いや、もう気にしてもしょうがないか。




姉はずっと、何かを言っていた様な気がする。




自分の事を誰かに言ったのではないかと恐れていたのかも。




ああ、やっぱり、おじいちゃんと、それからレヴェルトに会いたいな。




後悔しない、人生を、送りたかったな。




もう既に右肩の感覚はない。左目も見えにくい。足も動かせない。




暗くて暗くて、この足枷がはなければ、この傷がなければ、手に力が入ったら……





「お嬢様がお呼びだ。コレは鍵だ。上までおぶって行く。来い」



あの人は姉の護衛騎士の……。



口調とは違って彼の目は優しかった。私はその言葉だけを頼りに彼に近づいた。

すると、ふわりと体が浮き上がりゆっくりと動き出した。


ここに来た時とは違って、彼は真っ直ぐ前だけを見つめてゆっくりゆっくり階段を上がり光の元に戻って行った。




それから約1週間。私は毎日回復薬をぶっかけられ次第に傷口は閉じて行った。その間、私の世話をしてくれたのはなんと、姉の護衛騎士だった。



彼は「お嬢様のことが怖くてあなたをあんな場所に連れて行ってしまったのは俺がいけなかった。俺が不甲斐ないせいだ」と言って謝罪をしてきた。その気持ちだけで嬉しかった。



あの地下の牢獄まで迎えに来てくれて、今こうやって料理を食べさせてくれて、不器用なのに治療をしてくれて、それでよかった。

生まれてから数少ない優しさの中でも1番に等しい優しさだったと思う。



彼の名前はテオというらしい。田舎に奥さんとこないだ生まれた娘さん、それから彼の両親と妹夫婦までいるらしい。


「俺、こないだ娘が産まれて。妻が命懸けで産んでくれた娘の顔を見た時から、ラフィア様のことをずっと考えてて。俺があの時こうしていればって後悔して、けどっ、妻は、俺のこと何にも怒ったりしなくて、だからっ、俺しか助けられる人はいないって言われて、それでっ、」

「うん。助けてくれてありがとう」

「はい゛」


泣きながらテオは話してくれた。これでいい。テオは悪くないから。本当に悪いのは、私の姉。それを止めない両親。あいつらは許さない!



数週間ぶりに会った姉はこちらに目も向けず話した。



「今度王宮でお茶会があるの。その時のお茶会で皆様にあなたのことを紹介するから。そのあと私はハズベル様とお茶をして帰る予定。お前はそこで終わりだ。いいか?この家での出来事は誰にも話さないで!そして二度とこの家に帰ってこないで。いいこと?人生最後に王宮に入れることに感謝しなさい!」

「……はいお嬢様」



貴族の方への紹介とは、つまり、見せしめ。我々に立ち向かえばこうなるんだぞってこと。

そして、きっと売られるんだと思う。コレは勘だけど。








そして運命の日がやってきた。



テオも今日で解雇されるらしい。


「ラフィア様を助けられたのだから本望です。むしろあのクズ女を守るなんてことをしなくていいんだから清々します!」と笑うテオだったが、本音は違うだろう。産まれたばかりの娘と妻と家族たちを養わなければならないのに。



私は右腕が動かなくなってしまった。だから邪魔になった腕は三角巾で吊るしてある。首も足も傷痕が消えなかった為包帯を巻き上からフードをかぶった。髪は汚くなってしまったので短く切った。この国では髪の短い方は罪を犯したものか尼僧くらいしかいないからかなり珍しい。

むしろ足がどちらも無事だったのは運が良かった。もし誰かに売られても足があれば逃げるチャンスがあるかもしれない。



馬車には姉が乗っている。その後ろを私は馬に乗ってついて行く。ちなみに馬の乗り方はテオが教えてくれた。走って行くにはとてもじゃないが体力がもたないから。初めて乗ったにしては筋がいいと褒められた。



「そこの馬車、止まれ」


王城の門番に身分証を見せると馬車はゆっくりと中に入って行った。

門番と目があったからペコっと会釈だけしておいた。



「ご機嫌よう」「ご機嫌よう」



沢山の貴族の女性が集まってくる。多分ここに集まっているのはハズベル殿下派の家の人達なのだろう。みんな姉に、次期王太子の婚約者様に、挨拶をしている。



このお茶会の主催者は現皇后様。



この国の王子は第一王子殿下は正妻の子だがもう亡くなられている。

第二王子は後妻の子で現皇后様の子だ。

つまり、第一王子と第二王子に与えられた王位継承権は平等だ。



突然、皇后様が言った。



「わたくしの娘になるリーフィアから皆様にお話があるそうです。リーフィア」

「はい、お()()様」



ふふっ、まだ結婚してないのに必死だねぇ。全く、吐き気がする。



「皆さま、今日はわたくしの為に集まってくださってありがとうございます。本日はこのようなモノを持ってきました」



チラリと姉と目が合う。彼女が口元の扇の影で『来い』と命令してきた。


仕方なく私は彼女のそばに行く。するとフードとローブを脱ぐように命じられた。

私はゆっくりと脱いだ。



ザワッと動揺が広がる。そりゃそうだろう。


次期王太子になるであろう人物の婚約者が連れてきた汚らしい小娘が包帯だらけのとんでもない子だったんだから。



「この子は我が家の使用人でしたがある時、夜中に出かけていたことが判明し、調べた結果、第一王子派の人物と密会していたことがわかったのです」



その言葉によってもっとザワザワと混乱が広がった。

でも『第一王子派の人物』ってだけで名前もあげてないのによく騒ぐ虫けらどもだ。



「例え使用人でもわたくしたちの家族!一族の中から追放者が出たとなれば我が家の品格が問われてしまう。そこでわたくしはこの子に少しばかりの罰を与えましたわ」

「素晴らしい心がけですこと、リーフィア。さすがは次期皇后。わたくしも鼻が高いですわ。でぇ、そう思いませんこと?皆さん」



皇后様が言うとそれに1人、2人、と賛同して行きいつの間にか大喝采に包まれた。そして人々は明日、いや今日から噂するのだろう。



『第二王子殿下の婚約者リーフィアは使用人にも優しく、心の広い、おおらかな人物だ』と。









これから『運命の出会い』があります!

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