無口な図書委員の貝守さんは小説の中で密かにデレている
「好き」と言える。 ――小説の中でなら。
おしゃべりな潮野(しおの)くんには気になる子がいる。それは無口な図書委員の貝守(かいもり)さん。彼女の気持ちを知りたくていろいろ話かけてみるものの、返事はぼそぼそ、言葉少なでよく分からない。
口下手さんの心情を理解しようと潮野くんは、同じタイプの女の子が登場するネット小説を読みはじめるのだが――。
――なんか俺たちの関係に似てる気がする……。
実はその小説の作者は貝守さんだった。しかし彼はそんなこと知るよしもなく……。
おしゃべりだけど本音が言えない男子と、小説の中でだけ冗舌な口下手文学女子のラブコメディ。
※この作品は『カクヨム』でも投稿しています
おしゃべりな潮野(しおの)くんには気になる子がいる。それは無口な図書委員の貝守(かいもり)さん。彼女の気持ちを知りたくていろいろ話かけてみるものの、返事はぼそぼそ、言葉少なでよく分からない。
口下手さんの心情を理解しようと潮野くんは、同じタイプの女の子が登場するネット小説を読みはじめるのだが――。
――なんか俺たちの関係に似てる気がする……。
実はその小説の作者は貝守さんだった。しかし彼はそんなこと知るよしもなく……。
おしゃべりだけど本音が言えない男子と、小説の中でだけ冗舌な口下手文学女子のラブコメディ。
※この作品は『カクヨム』でも投稿しています
プロローグ 【気づいてほしいような、ほしくないような気持ち】
2021/07/05 23:13
第1話 【彼と言葉を交わしたのはそれが初めてだった】
2021/07/06 23:20
第2話 【どうしてうまく話せないのだろう】
2021/07/06 23:20
第3話 【もう彼は来ない】
2021/07/07 23:06
第4話 【彼はどうして照れたのだろう】
2021/07/08 23:10
第5話 【あのひとは誰?】
2021/07/09 23:10
第6話 【こんな気持ちになるなんて考えもしなかった】
2021/07/10 23:06
第7話 【占いやジンクスなんて信じていないけど】
2021/07/11 23:04
第8話 【これってデート、かな】
2021/07/12 23:11
第9話 【わたしは思わず逃げだしてしまった】
2021/07/13 23:12
第10話 【胸がもやもやしてしまう】
2021/07/14 23:04
第11話 【映画、観にいこうかな】
2021/07/15 23:09
第12話 【友だちになれるかな】
2021/07/16 23:11
第13話 【お世話になっている彼に贈り物をしようと思った】
2021/07/17 23:16
第14話 【わたしのほうから線は引かない】
2021/07/18 23:08