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プロローグ
朝の爽やかな日差しが窓辺から差し込み、気持ちよく主人公二株 香織は寝ていた。
ジリリリリリリリリリリリリリリンンンンンンンンンン
「…………うぅ、、うるさいなぁ……」
紅い光沢のある目覚ましが彼女を起こそうと必死に鳴っている
リリリリり……ん
布団から出たくない一心で手を最大限に伸ばし、目覚ましを止め、香織はチラっと時間を見る
「あ'' 8時15分……!????」
勢いよく布団から飛び起きる
「うわーーーーーっっ遅刻だぁああああああ!!!!!!!」
急いでパジャマのボタンを取りブラウス、スカート、靴下をスムーズに着る
「リボンどぉこぉおおおおっっ」
スカートのポケットに昨日入れていたことを忘れ、必死に探すが見当たらない
「30分!??やべ」
仕方なく朝ごはんの食パン一切れを口に放り込み、カバンを持って家を出た。