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残照

作者: 人間詩人

残照 

疲れた体に 夕日は優しい

やがて 残照も薄れ

夜の時間へと 進み出す

暑かった日中だった

それが 少しずつ

さわやかな風が 通り抜けて行く

体のだるさも 収まり

ゆっくりと休息へと

入り込む

ふとんの上で ごろごろとする

体の火照りも 徐々に

徐々に 落ち着いて来た

もう少しだけ

日中の余韻を 癒やしながら

眠りに つくことにしよう

また あした動けば

良いから

自分のペースでしか

出来ないかもしれない

それでも あしたも

生きようとする 気持ちは

たくさん残っている


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