ダンジョン(4)
上手く書けない……文才欲しい…………アイディアが欲しい……
フロックウルフと戦っていると、他の魔物もワラワラ出て来て殲滅するのが大変だった。超回復のお陰で、お荷物にはならなかったものの二人に比べて弱い俺は怪我をしまくった。アニカやヴィスタは強い……と言うか強すぎるため、相対的に見て俺が弱く見えているだけなのかも知れないが、この結果は悔しい。アリーナさん曰く、俺は戦闘において凄い素質を持っているらしいが……二人の前では関係ないんだよなぁ
「つ……疲れた。どのくらい倒した?」
質問するも、答えが返ってくるとは考えていない。魔物が次々と現れてきたのだから、数えるだけの気力などアニカにもなかっただろうし、ヴィスタは戦闘狂だし……数えることなんてするわけがない。
「戦うのに夢中で数えてないや」
あっけらかんと予想通りの答えがヴィスタから返ってくる。
「…………魔石を数えながら拾う?」
「遠慮します……」
その返答で数えていないことはわかるし、数えたいとも思わない。
「でも拾うか……ダンジョンらしく魔石しか残ってないし」
ダンジョンでは何故か、倒した魔物は魔石を残して他の部位が消えていく。そのため、目の前には魔物の死骸の代わりに魔石が大量に転がっている。
「この階層の魔物があとどのくらい残ってるかにもよるけど、ボスの所に行こ?」
無茶苦茶な事を言い出すヴィスタだが、ダンジョンから魔物が溢れるのを手っ取り早くどうにかしよう……という点に関して言えば最もだ。ダンジョンを踏破すると言った根本的な解決は、どうしても時間がかかってしまう。しかし、ダンジョンの各階層にいるボスを倒す場合は大して時間を掛けず、且つ冒険者ギルドが対策する程度の時間稼ぎは可能となる。
ダンジョン自体が大量にエネルギーを消費するのか、ボスを倒すと魔物の生成に時間がかかる…………と言う事を冒険者の先輩達に聞いた覚えがある。
「別にフロアボスの討伐に反対はしないけど、少し休憩を挟みましょ? 流石に今から討伐しようとすると、疲労が祟って大怪我しかねないわ」
アニカの最もな指摘を受けたヴィスタは何故か不満そうだ。普通ならば、しぶしぶながらも最もだと納得する場面だと俺は思うのだが……
「アニカは別に大丈夫でしょ……タクマだって怪我しても一瞬で治るし」
…………確かに治るけど、一つ
「俺は一瞬で治るけど、痛い事には代わりはないし普通に嫌だよ! 少なからず治すのにも代償は必要だし休ませて!? 俺も死ぬときは死ぬから!」
だからヴィスタ! 不満たらたらな顔するな!
口論の末、ヴィスタには安全確保の後,休憩を取る事に頷かせる事に成功した。
ストーリーが進まない!




