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私の気持ち

作者: 藍月紫雨

――好き、愛してる――

簡単そうに見えて、なかなか言い出せない言葉。私もその1人。私が好きな人は、私の事を妹のようにしか思っていなくて、1人の女の子としては見てくれない。彼が何気なく私の頭を撫でる度に私の心臓は「どくんどくん」と鼓動を刻む事を、彼は知らない。

何でかな?どうやったら私を見てくれるのかな?どれだけ考えても答えは一向に出てはくれない。

彼には多分好きな人がいて、彼女と話している彼の姿はまるで、私を見ているようだった。頬には赤みが差して、照れて居るように、手は手持ち無沙汰。だから、私は彼に好きな人が居ると知って居るの。

辛い。誰か教えて?私はどうすればいいの?どうしたら、この気持ちを彼に伝える事が出来るのかな?どうしたら幸せになれるの?


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