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徒然超短編集

ああ勘違い(三百文字小説)

作者: りったんばっこん

 私はある有志のお題企画に参加しようと思い立ち、小説を書いて企画の主催の人にメールで送った。


 翌日、その人から返信メールが届いていた。


「あなたのお送りくださった作品ですが、企画の主旨に沿っていませんので書き直していただけませんか?」


 心外な返答だった。私は企画の主旨を理解し、作品を書き上げたつもりなのに。


「私は主旨通りに話を書きました。どこがいけないのか教えてください」


 主催の人に質問を送った。すると返事が来た。


「あなたが書いたのは『大山椒魚が出て来ないミステリー』です。当方の企画は『犯罪の出て来ないミステリー』です。よろしくお願いします」


 しまった、「大山椒魚はんざき」じゃなかったのか! 失敗した。

ということでした。

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― 新着の感想 ―
[一言] こちらに伺うのは少々お久しぶりな気がします。 私は単に参加するだけの枯れ木でしかありませんでしたから、主催さんの心情はわかりかねるところはあるんですが、せっかく参加してくれたのに趣旨とあわな…
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