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悪役令嬢は現代世界に転移する!?  作者: リンリン
少年、親の再婚により引っ越し
8/40

主人公は登校する!?

 空は風呂から上がり、リビングに入ると義父がソファに、母がキッチンにいた。


 キッチンを通り過ぎると、母に挨拶をされたので、それをそのまま返して、ただソファに座る。


 特にすることが無いので、ニュースをボーッと眺めていると、


「空君。」

「はい」


 空は思わず、背筋を伸ばしてしまう。


「そんなに畏まらないでくれ」

「わかりました」


 姿勢を崩すと、義父は何かのパンフレットを差し出してきた。


「今度の日曜空いていたら、ここに行かないか?」


 そのパンフレットには、"温泉ランド"という場所が大きく書かれている。


 水着で温泉に入るらしい。温泉のレパートリーも、かなり広く種類とその効能が書かれていてなかなかに面白い。


「空いてます」

「そうか!確か、瑠璃も空いていると言っていたし、家族水入らずといこうじゃないか」


 温泉の水入るじゃねぇか、というくだらないギャグを空は飲み込んで頷く。


 パンフレットを眺めているとテーブルに朝食が差し出された。


「ほら。今日学校なんだからさっさと食べて、制服に着替えなさい。場所はわかるわよね?」

「全く」

「調べなさいよ。ったく」


 そもそも、空は通う学校名も知らないため、調べようがない。理不尽だ。


「ほら、ここね」


 風ヶ丘高校と書かれている。


「了解」


 朝食として出されたパンに齧り付いて、風ヶ丘高校を検索したら、すぐにでてきた。


 校舎は広く、校庭も広い。

制服も格好がいいし、中には飲食チェーン店やコンビニチェーン店が設備されていて快適に過ごせるらしい。


 しかし、空はすぐに興味を失い残ったパンを丸呑みしてから

歯磨き、着替えなどの支度を済ませて家を出た。


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