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悪役令嬢は現代世界に転移する!?  作者: リンリン
ボランティア部⁉︎
33/40

少女達は恐怖する!?


「肝試しじゃーーー!」


 せっかく夜の学校というので開催されるらしい。


「学校の警備員に見つからない様に移動するであります! 見つかったら確実に怒られるのであります!」

「肝試しってそういう?」

「何はともかくくじ引き行くよー!」


 みんなは呆れた顔でクジを引く。

 空 瑠璃ペア。アイ 凛ペア。風 相川ペアと分かれた。


 まず、風と相川ペアが入る。

警備員に見つかると面倒なため、懐中電灯は消して歩く。


「なんか怖いであります!」

「ねー。違和感のせいかな?」

「そういうところ考えると怖さが紛れてきて嫌であります!」


 風は肝試しが好きなのか、前髪を止めて可愛らしいアイドルのセンターになれるほどの美しい顔を曝け出す。


「へー。怖いの行けるんだ」

「はいであります! いるわけがないのであります!」


 風がそう言うと、音楽室からピアノの音が聞こえてきた。


「・・・・・この時間って人いないはずだよね?」

「確かその通りであります」


 下駄箱の方からは、笑う声が鳴り響く。


「ねぇ」

「いないはずであります」


 内臓の模型が落ちている。


「ねぇ」

「いないはずであひます」


 突然、水道から水が溢れ出した。


「ねぇ」

「いなっひはじゅであひます」


 突然、女子トイレから扉がどんどんと叩かれる音がする。


「ねぇ」

「ーーーーーーーーーー!」


 2人は校舎を走ってでた。

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