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王子妃の失った記憶の先に  作者: まるねこ


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エピローグ

あれから5年。私とライリーはまた白い衣装に身を包んでいる。


「シエナ、素敵だ。やはり世界で一番美しいのはシエナただ1人だ。ようやく、ようやくだ。必ず幸せにするよ。」


「ライ。有難う。今日のライは一段と素敵だわ。私を世界一幸せな妻にして下さいね。」


ライはあれからモリス公爵家の領地で私の療養を側で支えるため、という理由で邸に入り浸り、ついに公爵家へと婿入りを果たし公爵となった。


父はたまに領地に帰って来るようになり、以前より仲良くなったと思うわ。陛下や王妃様は式に出られなくて残念がっていたとコニー王太子殿下から聞いたわ。


ライが公爵家に婿入りの手続きをする時、コニー殿下は自分達に子供が出来なかったら側妃を娶れと貴族が煩いので王位継承権は放棄しないで欲しいって泣きつかれていた。でも、コニー殿下は正妃様と仲が良いから大丈夫だと思う。


 ライは私との関係を出会った頃からのようにもう一度やり直したいとお茶を飲んだり、庭を散歩する事からやり直したの。


一杯一杯話をしたわ。私を分かってくれないと怒ったりもしたけれど、ライはしっかりと受け止めてくれたの。


 それからは邸と王宮の行ったり来たりを繰り返していたけれど、ライはいつも私を支えてくれている。物理的にも精神的にも。その度にジュリアは怒ったり笑ったりしていたわ。


 ささやかながらも領民に祝われて2度目のウエディングドレスを身につける事が出来た。今度はしっかりとお互い見つめ合い、手を繋いでいる。


何故か私よりライの方が顔が真っ赤なのよ?ふふっ。嬉しい。



 式を終えてジュリアが私をこれでもかと磨き上げてくれたわ。


寝室で今か今かと待っていると、扉を開けキョロキョロと見回し、落ち着かない様子のライ。


肌が透けて見えるネグリジェを着て恥ずかしがる私の姿を見て、ライは顔を真っ赤にしながらもキスを落とす。


「愛してる。世界一美しいシエナ。」 


「ライ。私も愛しているわ。」

短い話でしたがお読み頂き有難う御座いました。

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