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王子妃の失った記憶の先に  作者: まるねこ


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12/15

少しは関係改善?

 ある日、書類を陛下の執務室へ届ける為に廊下を歩いているとライリー殿下から中庭でお茶をしようと誘われる。


時間もあるし、陛下へ書類を渡してから中庭へ向かう。お茶をしますと答えた時は何故かライリー殿下は嬉しそうな顔をしていたわ。


ライリー殿下も久々の休憩なのね。


 花が咲き誇る自慢の庭園の一角にお茶を飲むスペースが設けられていた。ライリー殿下は側近や従者達の話や王都の話をしていたわ。また一緒にお茶をしたいとおっしゃったの。


私は後に居たジュリアに確認すると1週間に一度この時間なら空いているらしい。ライリー殿下は是が非でも、と殿下の要望で毎週この時間は中庭でライリー殿下とお茶をする事が決まった。


「ねぇ、ジュリア。最近、ライリー殿下と会う日が増えているのだけれど、どうしてかしら。」


ジュリアの淹れてくれるお茶を飲みながら食後の一時を楽しむ。


「シエナお嬢様と仲良くしたいのではないですか。」


「それこそよく分からないわ。私は執務をする為だけに選ばれた妃ですもの。魅了に掛かっていたとはいえ、数年も邪険にされて治療後もずっと会う事も無かったのに。」


「そうですね。今更ですよね。でも一応夫婦ではあるのですし、ライリー殿下にも外聞があるのでは無いでしょうか。」


「そうかもしれないわね。そういえば最近、働き過ぎたのかしら?少し調子が悪いのよね。今日は早く寝るわ。」


ジュリアは私の体調を心配し、寝る準備を急いでした。そうして私はライリー殿下とお茶会や孤児院訪問、公式行事、家族揃っての夕食でライリー殿下と会う時間は少しずつ増えていき、軽い雑談位は出来る仲にはなったと思う。


けれど私の体は日に日に弱っていき、執務を休む日がたまに出てきていた。

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