僕らの戦奏〜音楽で世界の救済を〜
その日はいつもとほとんど変わりのない1日だった。
学校で授業をし、顧問になった吹奏楽部と軽音楽部の部活動へ顔を出して生徒の指導をし、備品の点検を終えて自分の相棒を抱え、夜の路上で演奏をする日々。
演奏を終えて聞いていたホームレスや暇そうなカップルに頭を下げ、いつものように片付けた後にふと、目に留まったいつもは出ていない不思議な雰囲気の占い師に、なぜか興味が湧いて近付いた。
「今日という日を、何年もお待ちしておりました。」
その言葉と共に俺の意識は深い闇の底へ沈んで行った。
序奏 変わらぬ日々と変わるキッカケ 1
2019/01/03 00:40
(改)
序奏 変わらぬ日々と変わるキッカケ 2
2019/01/05 20:05
(改)
序奏 変わらぬ日々と変わるキッカケ 3
2019/01/05 20:54