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狩りだ狩りだ狩りだァァ!!

さてどうやって倒すか。とりあえず一つ策がある。


串が牛さんに突き刺さってるところに、自分をねじ込む。


んで途中で切り離す。そんだら書物庫から持ってくるは一つの小さな籠。


(自分)でできてるから持てるんだよねぇ。これを上から中身だけ落としまして。


深緑色の液体が入ったポーションみたいなものが落ち、牛に刺さっている竹筒の中で砕け散る。


あぁあぁジュウジュウ行ってる、ただれてんねぇ。

分かれてるとはいえど数十秒前まで自分だったからなぁ…。

ちとビビってる。まあでも毒ってのは身を持って証明されてるね、よしとしよう。


あっまずい自分が先に溶け落ちそう。

溶けそうなところに下半分だけの竹筒(流し素麺型とでも言おうか)をねじ込む。


これでも俺が先に削れる?

じゃあ余ってる上半分でもう一丁。


なんとか液体は流れていき、牛さんの血管へと入っていく。


青の血液と緑の薬が触れた瞬間、その場所がどす黒く変わる。黒くなった液体はそのまま血液といっしょに流れていった。


すぐに牛の頭から生気がなくなり、その姿勢のまま横へと倒れる。


いや待て強力すぎる。そんで血と混ざると大きな反応起こしてたよな?


あれどういう原理なんだろ。後で「毒大全」とかいうやつちょっと読むか。


とりあえず「自快」しつつ、体力を増やす。MPとか確認しとくか。


――――――――――――


HP・25/170(180)


MP・132/360


Lv・8


効果・毒


技能・生水吸収(使用中)


   火事馬鹿(カジバカ)(ヂカラ)(新獲得)


   (ソウ)(ソウ)() Lv1(新獲得)


   ゴブリン語理解(「ゴブリン-エドラーテ語理解」より進化)


   自切快壊(「自切快」より進化、スキル「自切」「自快」「自壊」)


――――――――――――


おっ新スキル。んでレベルも意外と上がってるやん、HPMPも増えてきたし。


操槍技とかいうのもらってるけど俺槍使った記憶無いんだけど。まあいいや、あって困る物じゃないだろ。


次のは、まあとりあえずゴブリンと話す予定はないからマルチリンガルになってもな…。


毎度お世話になってる自切快パイセンもさらに強くなったし、次は「自壊」がどんなのか調べつつ狩りしてくるかな。


やあ牛さん!…あら小さい。もしや子ども?もしかしてさっきのやつの?


『…申し訳ない』


「ンモ゛ッモッ」


えっこいつナチュラルに親?を食いやがった!?


『野性味が強いこって』


まあ全部俺の憶測だしね。

他人食ってる可能性も大きいか…いやだとしても共食いじゃねぇか。

牛が肉食うのはやっぱり異世界ってとこですかね?


『まあいいや、見逃したろ。そんじゃ私は平原でなんか倒すかな、って危ねぇじゃんかよゴラァ!?』


俺の慈悲と慈愛の心を無下にしやがって!


そんで尻尾長、よくここ(2m先)まで届いたな。伸縮機能持ち?

巻きつけて身動き取れなくして貪る…的な?子どもにしては狡すぎでは。

子どもだからこそ邪道なのか?まあいいや。


『そんなやつにゃあこうしてくれるさ!「自切」で一本刺してから「自壊」!』


子どもだとそこまで皮が固くないらしい。

ここまでの自切自快の系統だし関連スキルだろう、一本切り離した時に「自壊」を使ったところ、そいつが()()()()()


『…はぁ?』


えっ今って子牛さんの背中に刺さってるよな…うわ嫌な予感。


ちょいと傷口をのぞくと、そこには見るも悲惨な状況。


「傷に塩を塗る」って言葉あるじゃん?塩の代わりに竹くずを塗り込まれた状態になってる。


…あぁ良かった絶命してた。

今でも生きてたとかいったら可哀想すぎるよね。

やっぱ俺他()のこと気づかえる良い()

……まあ現実逃避してないでとりあえずお悔やみ申し上げます。


もういいや切り替え切り替え、狩りスタート。鶏さん、鶏さん、豚さん、豚さん、鶏さん、


『やぁやぁ牛さんチーッス!』今度は自分の力だけで倒してみようか!


とりあえず前と同じように杭鞭使って止めるでしょ?んならまた一撃入れて押し込むでしょ?


『さぁて「自壊」!』


「ンボアァァ゙ァ゙ア!?!?!」


『んでもっかい竹槍入れ込んで「自壊」!』


「ンバォ゙ォァ゙アァァァァァァ……。」


バタン、と。牛さんは倒れましたとさ。


おっレベル上がったラッキー。

…とはいえ新スキル入ってないね。

前の牛さんはくれたのに、どういうこっちゃ。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


『さぁて帰ってきましたよと。えぇと「毒大全」はこのあたりに…あったあった』


■■■■■■■■■■■■


「4章 特徴の強い毒」


2.生水と反応し猛毒へとなる《図2参照、黒と緑が混ざりあったような色味が特徴》。

反応前の状態でもそこそこの毒性があるため除草剤などに用いられることも。

傷口などへと直接投与しなければならない。

吹き矢などとして使えると思われがちだが、敵へと届く前に矢の木や羽などが溶け落ちてしまう。

強い毒性故、我らエドラーテのゴブリンは専用の器での保管が義務付けられている。


■■■■■■■■■■■■


わぁお劇物。

ポーションの形的にこれなのは間違いないかね。


そんで生水ってのは魔物の血ってことか。


つまり「生水吸収」はそれを吸収して…うわぁなんかゾワゾワっとしてきた。


もし倒した敵がみんなミイラ状態になるのって元凶俺なの。


戦い後にMPHP上がってるのは吸収したエネルギーの変換後なのかね。

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