ダツ戦②
しゃあない、なんとかしますか。
糸を束ねて束ねて束ねて…綱を作る。
こいつを「発火」で少しずつ燃やして…ブンっと振る。
どんどん落ちる卵を、一気に燃やすことができている。
そこまで体力多いわけじゃない?まあ卵だし当然っちゃ当然か。
湖面すぐ上で綱をぶん回しながら、上のやつらを仕留めていく。
こっちで一番いい武器は…盾と槍でいっか。
「自切」で切ったところを並べてくくり盾を作成。
残った部分の先端を斜めに削ぎ落として槍もできた。
「ブイィ!」
『おらぁ!』
ガキン!
ゴン、ドン、バゴオォン!
盾を使って、貫かれないように横からダツを弾き飛ばし、それが他のダツに当たって弾けた。
こいつら知能あんのか、ただただ自分の仲間減らしてるだけだぞ。
まあでも、これができるなら比較的簡単に倒せるかもな。
新しく突っ込んできたやつを弾き、弾き、弾く。
前から来るのを狙った場所に飛ばす感じ、バッティングセンターを彷彿とさせる。
『こんなんでも昔はホームランの板に当てたりしてたんだよ!』
グドン、バ、ババゴォ!ゴッ、ドッ、ドオォォン!
連鎖気持ちいいな。
大分気持ちが楽になってるが、こんな状況下でもずっと綱は振り続けている。
どんどんと短くなっていってるし…そろそろ作り直すか。
『「自快」して「自切」』
縦に8分割して、それを束ねて余ってた枝?部分でくくる。
他んとこは…もう盾だけでいっか。
さっきと同じ工程を行い、また弾いていく。
ゴッ、ズガァン!ゴドォン!
何度も同じことを繰り返したおかげで、大分数が減ってきた。
『あとは残りのやつを…ほっ!せやっ!』
おっし15コンボォ!最高記録が最後に出るとは嬉しい限りだねぇ!
…2匹残ってしまった。もういいや本体で刺しにいくかね。
『よっと、っ!?「毒射」!』
また新しいの出てきやがった!卵落とさないようにしてからは全く来なかったのに!
しかもなんか硬いなこの一匹だけ。「毒射」通んなかったんだけど。
まあ攻略法は同じだろうよ。
盾を即座に動かし、鱗に光沢のあるダツを横へと押し出す。
『ほれ飛んでけ!』
ドッ!
そいつは空中で90°曲がって盾を貫き、そのまま他のノーマルダツも一気になだれ込んでくる。
ついでにまたノーマルダツが出てきやがった。
そんで…また曲がってこっちにか。
『…「自快」』
完全に盾の存在意義なくなったし。
空中で急旋回するわ超速で突っ込んで躊躇なく盾壊すわ。
さっきの奴らとは速度も硬さも桁違いなんですが。
『蠍盾使えば話は別か?…おいてきた!?』
いや本当に昔の俺何してんだ。
あと永遠記憶仕事しろよ、お前がいるのに物忘れしてどうする。
まあ今はいいや、最後の記憶は…
えぇと、岩転がした後か。
…どうしよ。岩定期的に戻ってるし、ちょくちょく来てんじゃないかあいつ。
ってことは持ってかれてる可能性あるな…
もし盾がまだあったとしても、もしあいつがいたら必然的に戦闘だろうな。
やりたくないなぁ、影の大きさ的にこいつら相手にしながらどっちか見えない状態で戦える訳が無い。
MPは、今なら満タンに近いくらいまである。後になればなるほど、こっから飛び出してくのは難しくなるよなぁ。
『このクソ強ダツとのタイマンでも倒せるか怪しいのに…普通のも面倒くせぇな!「毒射」!「毒射」!』
ヒュン、ズシャッ!
…なんか爆発なくなった。一気に倒そうと思ったのによ。
銀ダツの差し金かね?まあ仲間減らしてただけやもんな、そらそうなるか。
『とはいえ包囲は減った、この合間に「自切」!』
本体はこっちに置いとく用、分けた方を盾回収用として動かす。
うまいこと空白のとこを銀ダツが突っ込んでくるが、「毒射」を散らして隠れようか。
HPゴリゴリ削れてんだけど。毒の調合ミスったな。
うわ突っ込んできた、なんで場所わかんだよこえぇな!
『「自切」、「発火」、「毒射」「毒薬調合」「毒散射」!』
小さく切り直し、自分についた火を今きった方に移す。
体内にまだ残っている強毒を一旦全部出す。超弱毒を少量作成、まだ燃えたままの本体を消化。
『こっち見やがれバァカ!』
「自切」連打、「毒薬調合」「毒射」、毒爪楊枝弾幕!
注意が逸れた。
とりあえずで一番強い毒つけて飛ばしたけど…まあ効かんだろうな。
よし今のうち。
最速で飛ぶ、追いついて、きてるよねやっべぇ。
MPすーぐ減ってくんだが。またワラワラ弱いの来てくんねぇかな。
だんだんと道が狭まり、上へとつながる。
なんでここまで来てんだよまじで、魚は水中が本文だろうが!
あっ。
またもや石で塞がれていた。
いやはやすみません、2ヶ月半も経ってました。
作者自身が状況忘れて、取り返しつかん事態になってまして。
なんとか上手くいくよう頑張りましたが、なんか「ここおかしくね?」とかあれば言ってください。
物語進んだあとに気づくと中々に地獄ですんで。
お願いします、他力本願でなんですが。




