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けんしょーかい

昨日の蠍は本当に強かった。鋏、毒、甲殻。どれをとっても太刀打ちできない。

なんとか騙せて毒送り込めたから良かったものの、あれなきゃ普通に砕かれ溶かされ灰も残らず死んでただろうな。


とりあえず今日はスキル検証メインで行おうか。「致命突」、「毒散射」、木魔術のレベル5までのやつも打ってみるか。


なんと言っても火事馬鹿力の検証を行いたいんだが…体力減らしたくないしまたどこかのタイミングにしよう、それで死んでりゃ本末転倒でしかない。

分かっているのは「状態異常を強制弱にする」ってところで、多分だけどステータスも上がってるんじゃなかろうか。

生身で毒まみれになりながら押しつぶされるなんて、対して硬くもない竹の体ならきっとできないだろう。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


さて、とりあえず出てきたは草原。


なぜだか久しぶりに魔鶏を見た気がするが…あっ爆速で逃げてった。


「あいつは駄目」みたいなことが共通認識になってたりするんだろうか。

まあ飛んでる竹だから識別も簡単だし、こっちもあんまり旨味ないから積極的に倒したりもしないし。


見たら即座に逃げ出せってか、鶏頭のくせしてよく覚えていられるねぇ。



『いやいや鶏くん、そんなに邪険にしなくても良いんじゃないかな?』


狩るのは効率が良くない?ノンノン、私の気分が良くなるのだ!


ついでに劣化版コカトリスとして戦い方を考えられるしさ。いま後付けした訳じゃないよ?


『大抵あの位置に毒が飛んできて…蛇がこっちから迫ってくるか。そんだら毒雨降らせてきて…じゃあ今回

はあそこが薄いことにしよう』


鶏目線なら、一撃で確殺できるとの噂のやつが虚空見て避けてる状況か。


「クオォ、クォケェ、コクェエ!」


あっこいつなんかのスキル打ってるように見せかけやがった。なんも出てないのに。


ただ俺錯乱状態って訳じゃないんだよな。そう見えるかもだけど。


『この辺りで一旦蛇を巻き付かせて、その隙に鶏の喉を刺す、んで蛇の顎を破壊して…これでフィニッシュかな』


尻尾絡まってぐんぐん引っ張られた挙げ句殺されてからもぐちょぐちょにされてしまった。


さすがに申し訳なくなってきたな、ごめん。



本題に戻そう。


『牛さん牛さんでーておーいでー』


やあ、ちょっと君には実験体になってもらうよ!

あぁでも一人じゃ足りないか、さっきから何度も見てるあの子ももらってくよ。

良かったね、多分心中できるさ!


『えぇっと、まずは「毒散射」!』


うわはんや、これまでの毒射より確実に速いんだけど。

全方位に撒き散らすし囲まれでもしない限り使わないかと思ってたが、1方向への発射で使っても良いんじゃなかろうか…あっこれ射速上昇の効果なのでは。検証、毒射の速度を見る。


『「毒射」ッ、!?まじか毒ビーム完コピじゃねぇか!』


しかもまだまだスキルレベルは上がりそうだし、もっと高みを目指せられるかもしれない。


このくらいの速度だと毒とか関係なしに切って抉れる攻撃として有用だから助かる。


毒散射の速度は毒射に及ばないね、使うことはあんまり無いかもしれない。


『ちなみに長押しできんの?「毒散射」ぁぁぁぁぁああ、っと』


問題なしにできたわ。あっ毒切れ、補充補充(毒薬調合)っと。


『んじゃ次は致命突か…どうやって調べろと?』


スキルの予測としては

・「1撃で倒せたら何かある」

・「最終攻撃に何かある」

・「クリティカル攻撃に何かある」くらいか。

多分ダメージ1.5倍とかそういうものだろうが…そもそもこの辺りのやつ急所に攻撃入れたら即殺できるんだよな。ってことでまたに回そう。


さて、さっきからずっと思ってること、「移動のしやすさが段違い」。

これがレベルMAXの恩恵か、そろそろ槍以外の武器も扱えるようになるかな。


とりあえず鞭を極めて、次は棍棒とか大槌とかがやりたいな。


まあ竹じゃ作れない気がするし、石に薄く竹巻いて使うみたいな形になるかもね。修理が容易じゃないのはちょいと辛いものがあるけれど。


一旦棍棒的な何かを作ってみるか。


おっ岩肌発見。「毒射」をながーく出して削り出して…全然できなかった。


もっと強酸性みたいな毒じゃないと駄目なのか?調合した瞬間に体内が溶けそうなやつ。


探してこよ。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


■■■■■■■■■■■■


強酸毒   材料・巨大毒蜘蛛の酸粘糸


大蜘蛛が使用する毒。

非常に強力で、糸に絡め取られれば最後、逃げらずに生きたまま溶かされることになるだろう。

巣にもこの毒が塗られており、攻撃用のものより少し効果が薄いとはいえど気づかずに引っかかれば顔全体が爛れ、失明などの危険も十分にある。


■■■■■■■■■■■■


ぴったりなものあったわ。あれ、なんか大蜘蛛の隣に矢印引いてある。えっと…


■■■■■■■■■■■■

ここからすぐのダンジョンの最深部に生息しています。

こいつもとても強いですが、徘徊している特大蠍が特に強いです。

何があっても行ったりしないように!

■■■■■■■■■■■■


えっあそこダンジョンだったの?ただの毒持ち魔物が多い洞窟かと。

最深部ってことはまだ進んだとこにあるのか、とはいえまだ蜘蛛は小さいのすら見ていないんだよなぁ。

別で蠍がいるダンジョンがある?そんなまさかね。


もうちょい進んだらいたりしないかな?巣の糸をちょいともらうだけでもありがたいんだけど。

守ってる糸燃やす火魔術とか、弱点のスキル覚えらんないかねえ。

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