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背中

作者: 翠夢 隷璃

「こんな筈じゃ」


何度目だ


何も亡くなった部屋


何処にも無い場所


何処にも無い居場所


皆はもういったよ


見送ったんだよ


この先どうするかもわからないまま


この先どうなるかもわかれないまま


皆はもういったよ


どうやらここには僕だけのようだ


皆いってしまったから


僕に背中を見せながら


特別なものなんていらなかったらしいけれど


どうにも僕は抱えすぎないといけないから


抱えすぎないといけないから


皆を見送ったんだよ


僕は背中を見ていたよ


「こんな筈じゃ」


何度目だ


何も無いこの部屋で


ずっと抱えすぎているから


皆はもういったよ


おろし方を忘れたわけじゃないけれど


どうにも僕は抱えすぎないといけないから


誰のこともわからないよ


誰にもわからないから


皆はもういってしまったよ


壊れてから気付こうか


きっとまだ抱えすぎているから


壊れてから痛もうか


きっとまだ抱えすぎないといけないから


何も亡くなってしまったけれど


きっとまだ抱えすぎないといけないから


おろし方を忘れたわけじゃないけれど


皆を見送ったんだよ


僕は見送ったんだよ

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