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第1話 俺がいつ、おかしいことをいったかな?

グロい一面やエロも踏まえるので、不快に思ったら読まないようにしてください

俺は学校の屋上でいつものように文庫本(エロ本)を読んでいる。今は昼休みだからなんの問題もない。この本は、そんじょそこらの、ただ生身の裸体を写すだけの汚れた雑誌などではない。そもそも、学校にその様な不埒物を持ってきてはならないという、大切な掟がある。


そして、俺の横で弁当を食べ終わり、残りの時間を潰すべく、シューティングゲームに勤しむ友人がいる。

俺は溜め息混じりに、こう言う。

「学校に不要物は持ち込み禁止だぞ? リサ。」


彼女は小学生からの長い付き合いであり、この俺の最も信頼に置ける友人であり、名前は

田沼たぬまリサ」である。


「別にいいでしょう? 私のルールで持ってきてるのだから。」

彼女は唯一、俺の理性の名においた理論を軽くあしらう。まあ、これも最早、日常茶飯事と化してるのだが。


俺の名前は、萩岡はぎおかじゅん。これといった特技は無く、ごく平凡な学生だ。趣味は読書といったところか。


俺達二人はこの高校生活を自由気ままに満喫している。俺が二年で、こいつも二年。しかも同クラス。こいつとは家から離れる以外、小学生から離れ離れになったことがない。クラスも一緒で席替えでも大概、席がとなりになる。これを運命的などと自惚れる人もいるだろうが、まあ腐れ縁という形で受け入れておく。

リサは、俺よりも遥かに頭が良い。俺様との論理的な会話ができるのも指折り程度はいるが、リサもそれに入ってる。

俺達ふたりの出会いは、格闘技を開いてる道場で知り合った。彼女はまだ7歳の若さで既に、段の位を登りつめていて、今もなお、高い戦闘能力を持っている。

俺もその歳には強さに憧れを持っていて、その道場に入ったのだ。


俺達ふたりは、その道場を司る、馬鹿原人の軍隊を遥かに超越したしごきを受け、なんとかその道場の門下生から卒業生へとなった。


「そろそろ、時間よ。」


「ちょっと待て、今主人公がヒロインとの挿入シーンへと。」


「萩原君知ってる?死亡フラグって自分が気づかないうちに暴露してるようなものなのよ?」


「リサ、いきなりなにを言い出すかと思えば・・・・いいか?もう一度だけしか言わないからよく聞けよ? 今、主人公がヒロインとの挿入シーンへと向かっているんだぞ? 俺は、この現状をありのままに語っただけなのだが?」


「ええ、そうね。でもひとつだけ萩原君の推察には見落としがあるわ。」

「ほほう?この俺様の素晴らしい理論に穴があると? 面白い!挿入シーン以外にこの現状に穴があるのならば、それを証明してみせろ!」


言い切った瞬間、股関を蹴り上げられた。


倒れ伏すのと同時に午後の授業へのチャイムが鳴った

暇があれば続編を書きます。

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